壁紙自然派

2018/01/17(水)07:42

わが家で起きた交通事故6・リハビリに通う土手道

つぶやき(31)

 霧氷に包まれ陽光に輝きを増す冬映え(そんな言葉があるかどうかわからないが)の桜並木だ。  ここは雄物川の堤防にある桜堤公園。  徒歩での病院からの帰路、ここのベンチに腰を下ろして、おにぎりやパンを頬張るのが常だった。  病院は向こうに見える山を越えた先にある。  「随分あるいてきたなあ」、そう思いながら、疲れた体を休め、ゆったりとした川の流れや山並みを眺めながらの昼食は実にいいものだ。  軽トラで通り過ぎた人がわざわざ引き返してきて、話しかけてきたときもあった。  秋たけなわの頃、土手の斜面にハタケシメジが生えた。  2度ほどどっさり採り、自宅で味わった。  他のシメジ同様、くせがなくておいしかった。  土手道はいろんな人が通る。  散歩する人やマウンテンバイクで走る人、釣りへ通う人、車を走らせる人など様々だ。  ある時、リードを付けていない犬が2匹、こちらへ向かってくるのが目に留まった。  飼い主は怠けて軽トラで追っている。  2匹ともわりと大きな犬だったので、私は一瞬どきっとして立ち止まった。  まさか襲われることはないだろうが、まとわりついて吠えられたりしたら怖い。  するとどうだろう。  私に近づくと、犬たちはひょんと車の荷台に乗り移ったではないか。  それで胸をなで下ろした。  「よく訓練されているなあ」と感心したが、やっぱりリードがないとねー。  初めて病院から歩いた時はここも素通りし、一度も休むことなく家に帰った。  1時間45分で着いたが、体は汗だくで、両足には豆ができてしまった。  登山でもその程度の時間は休まず歩けたが、ずいぶん体がなまってしまったものである。  雪が積もってしまった今、ツボ足では歩けなくなったので、危険は多いが普通の道路を歩いているが、体の状態がもっと良くなったら、スキーかスノーシューで土手道を歩きたいと思っている。

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