カテゴリ:生き物
ウスタビガの繭を見つけました。 特徴ある黄緑色の繭ですぐ見分けがつきますが、お目にかかったのは随分久しぶりのような気がします。 しっかりとモミジの葉を抱き込んでいます。 葉を抱きこんだ繭はここだけかと思ったら、他の枝にもありました。 幹と葉の両方にしっかり絡ませて繭を作ったんですね。 ウスタビガはなかなか知恵者です。 私は最近までヤママユガの繭と思っていましたが、よく調べたら間違いでした。 ヤママユガの繭は丸みを帯びていてますが、こちらは上部の両端が尖がっています。 天蚕(ヤママユ)は貴重品です。 天蚕は繭価格で20倍、生糸価格で100倍もするほどの高値で取引され、繊維のダイヤモンドと呼ばれているそうです。 しかし、同じヤママユガ科に属していても、ウスタビガから生糸は生産されません。 ダイヤモンドを見つけ損ないました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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