カテゴリ:つぶやき
2018年2月17日は、日本国中が2つの出来事に沸いた日でした。 まずは羽生(はにゅう)結弦。 平昌五輪フィギュアスケート男子で金メダルの栄冠を手中に収め、見事2連覇を達成しましたね。 同種目での五輪連覇は実に66年振りの快挙でした。 怪我からの復帰がどの程度か心配され、全国民が固唾を呑んで見守っていた中、不安を払しょくして見事金に輝いたわけです。 今回の五輪、銀、銀、銀の連続で、選手は期待にたがわず活躍していますが、金がなかっただけに、今一つ手放しで喜べないところがありました。 それを羽生選手が金を獲得したことで、胸のつっかえを一挙に取り払ってくれました。 宇野昌磨も銀メダル獲得してのワンツーフィニッシュは、さらに花を添えるものでした。 次は将棋の藤井聡太棋士。 14歳2か月での四段に昇段して最年少棋士記録を塗り替えると、続けざまに29連勝して連勝記録も更新し、全国民が湧きました。 そして順位戦C級2組で9連勝して五段に昇段後、17日の朝日杯将棋オープン戦優勝でまたたく間に六段昇段を果たしました。 それも準決勝で羽生(はぶ)善治竜王に勝ち、決勝でA級棋士の広瀬八段を破っての優勝です。 羽生竜王は永世7冠を達成して国民栄誉賞を受けたばかりでしたから、彼を破ったのは大方の予想を覆して天晴れでした。 彼はまだ中学生です。 これもまた胸のすくような快挙でした。 この2つの出来事、どちらも劇画のストーリーそのものです。 それが同じ日に起きたのですから、いまだに夢物語のように思えてなりません。 羽生が勝って羽生が負けた不思議な日でした。 写真は碧空に輝く霧氷樹です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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