小さな旅 房総初夏
http://view-web-magazine.eki-net.biz/chisana_024/「小さな旅」房総の初夏が育む水、新緑、食をもとめてに行ってきました。目玉は「房州びわ」と「あやめまつり」ページめくってトップは、地図と目次。目次と目的地が確認できます。いい構成だね。続いて、特集1の「房州びわ」。南房総の富浦にまいります。パンフレットで。「びわづくりが盛んな理由」「民間療法のびわ」などの薀蓄からはじまって、「枇杷狩り」「びわをおいしく食べるには」とその薀蓄を受けたアクションまできちんと導線がはられてます。おいしく食べたくなりますね。びわ。さらに、「枇杷倶楽部へ行こう」でたたみかけます。アクションの次はロケーション。枇杷倶楽部だよお。入部したいです。ただ、枇杷倶楽部は「道の駅とみうら」にあるみたい。道の駅ですよ。車で行くとこじゃない。ちなみにアクセスは「内房線・富浦駅から徒歩約15分」と小さく書いてる。15分歩けるかなあ。さあ、記事です。「人気お土産ランキング」「ランチ&デザート」「テイクアウト」とびわ旅気分をもりあげたところで「びわ狩り&花摘み」のツアーに引っ張ってきています。それこそツアー商品までの道のりが丁寧に舗装されてる。JR行程では枇杷倶楽部にはバスで行くことになってるね。ならまあいいか。さて、特集2の「あやめまつり」。こちらはぐっと落ち着いたテースト。明朝系のフォントと紫ベースのレイアウトがあやめ気分をひきたててる?実はあやめよく知らないんだ。もしかして、ターゲットはリピーターか?それにしても佐原があやめとは知らなかったな。汚そうな舟にのっての十二橋めぐりはひかれる。特集終わって中身は以下。■房総のローカル線めぐり・・・水と緑が育んだ里 久留里・亀山湖 ⇒テーマの「水」です。久留里「くるり」の読み方がおいしい水っぽいね。■房総の体験めぐり・・・歴史の勉強にもなる素朴な手作り体験 ・「甲冑・打掛試着」 ・「そば打ち」 ・「千代紙ろうそく作り」 ・「琥珀玉作り」 ・「石器作り」 ⇒一日で全部できるのかな。■房総の味めぐり・・・磯ガキと初ガツオ 房総の旬を味わう ⇒磯ガキかあ。うーん。初ガツオより、やっぱ磯ガキかな。■房総の花めぐり・・・爽やかな風を浴び初夏の花と出会う ⇒旅に欠かせない癒しの花。しかも、初夏の花。■房総の歴史めぐり・・・なまずを押さえれば地震が起きない■Suicaで行こう・・・初夏の潮風吹く 葛西臨海公園へ■ホリデーパスの紹介と旅行条件 ⇒クーポンつき。ただし何のクーポンなのかはわからなかった。なにあれ?■駅からハイキング ・大賀ハス発掘の地と海浜幕張をめぐるウォーキング ・山とせせらぎ養老渓谷ハイキング ・水郷潮来あやめまつりと水郷路ハイキング ・九十九里はまひるがおハイキング ⇒参加費無料のパッケージ。「大賀ハス」「はまひるがお」がそそる。「食」あり「花」あり「歴史」あり。おまけに「体験」も充実。「ローカル線」のキーワードで、日帰りパンフレットの独自性もきわだつしね。千代紙ろうそく意味あるのかよくわかんないけど、なんか作ってみたいし。「琥珀玉作り」「石器作り」と非日常性も上手に演出できたね。「小さな旅」版型まで小さく凝ってて旅パンフレットとしては最高レベルですな。日帰りで宿泊情報をのせないからいいのかな。なんかくやしい。