|
テーマ:花と自然を楽しもう(15235)
カテゴリ:カテゴリ未分類
尿意MAXの娘を抱えながらトイレを求める私。もうこうなったら、レストランにお願いしてトイレだけ使わせてもらえないか交渉するしかない。そうやって意を決してレストランの中に入り込んだ・・・のですが、実はレストランの中を通り抜けて向こう側に共用のトイレがあったのでした。なんだ、こんなことなら最初からレストランに入っていれば良かった・・・といのうは結果論。
トイレには長い行列が付いていました。この広いコスモス畑にたった一つ使用可能なトイレですから、当然です。ただそれは女子トイレの行列であって、まだ3歳の娘は多目的トイレが使用可能。そして多目的トイレは使っていた子供が丁度出てきたので、さっと入ることが出来ました。ふぅ~危機一髪。何とか間に合った~。やれやれ。 そうして無事用を足して娘と共にトイレから出ると、左目を「お岩さん」のように紫色にボコッと腫らした母の姿がありました。「あぁ!?母ちゃん!!大丈夫?(××)」 母は以前心臓のバイパス手術を受けてから血液をサラサラにする薬を飲んでおり、血が止まりにくい体質になっています。皮膚の表面はそんなに切れていないので、血はじんわりと滲んでいる程度なのですが、皮膚の内側で血管が切れてしまって血が溜まり、左目の上に血のコブを作っていました。 「いや、これはコスモス見ている場合じゃない。すぐ病院に行った方が良い」ということで、結局そのまま駐車場に逆戻り。本当にコスモスを立ち止まって愛でる暇もなく、見事なトンボ帰りになりました。 その日は土曜でお休みだったので、救急病院に向かいました。幸い、骨などに異常は無かったのですが、その日は万一に備えて母を我が家に泊めて、風呂にも入れずに様子見となりました。とりあえず異変も無く、あくまで外見の酷さが問題でした。 それから数日すると血が目の下の方に降りてきて、目の下に青あざが出来たような姿に。それが黄疸に変わり、完全に元通りになるまで一ヶ月くらいを要しました。うーん、まあ骨や脳に異常が無かったのが不幸中の幸いでしたが、やはり年寄りですから治りが遅いですね・・・。 私も母に娘を託してしまったことを後悔しましたし、娘も娘なりに自責の念があるようで、その時の話をするのを嫌がっていました。せめてとばかりに一枚だけコスモスをバックに撮った写真も、すごくつまらなそうな表情。全く散々なコスモスの思い出になりました。(完) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年03月14日 13時51分53秒
コメント(0) | コメントを書く |