KA.Blog

2022/01/19(水)10:38

災難

月曜の朝、母から「大変なことになった」と電話がかかってきました。これまでの経験則上、母の言う「大変なこと」の7割は大したことがないのですが、今度ばかりは私も驚き。何と、親戚の家が前日に火事で全焼してしまったのです(゜o゜;)親戚と言っても、法事の時に顔を合わすレベルの距離感なのですが、90歳にもなるお爺さんは偶然私の予備校時代の英語の先生でもあったのでよく知っています。 早速私もネットで地方紙を見てみると、その日のアクセス数No.1になっている程の火事でした(××)不幸中の幸いで皆命に別状はなく、一人だけ息子さんが顔に火傷を負ったとのことですが、入院する程のレベルでもない模様。90歳の先生も無事逃げられたのだとか。 母はテンパって「すぐお見舞いに行かなきゃ!(゜o゜;)」と言うのですが、私は「今はまだ大変なタイミングだし、もう少し落ち着いてからにしたら?今行くのはこっち都合で迷惑だよ。そもそもどこに行けば会えるの?(ーー;)」と言ったのですが、「お酒持って行かなきゃ!(゜o゜;)」と慌てたように電話を切りました。 「えっ、お酒?(ーー;)」と思ってネットで調べると、昔から火事の見舞いは酒というのがあるんですね。火なのにアルコールって・・・と思いますが、昔は酒ならば酒屋で換金出来たので、直接お金を持っていく代わりに・・・というのがあって慣例化しているようですね。なるほど。しかし人生で初めての経験ですから、こういう時にどうすれば良いのかわかりませんね。 ともあれ、人の言うことを聞かずにさっさとお見舞いに行った母は、案の定現場検証で近づくこともできず、結局親戚に会えず終いで帰ってきました。その日のニュースで火事の模様を放送していましたが、ものすごい炎の勢いでした。火って怖いですね。これだけ雪が降っている中で負けずに燃え続けるのですから。 しかし今でこそネットがあるので、クラウドなどで連絡先を保存しておくことが出来ますが、昔の人の場合はアナログな方式でしょうから、例えば年賀状が全部燃えてしまったらデータベースの再構築が難しそうですね。一瞬で色々と大事なものを失ってしまいます。ちびまる子ちゃんの長沢君には強く生きてもらいたいものです。

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