金曜はリバランスで上昇
★☆★☆ 投資セミナー開催! ラジオNikkeiや日経新聞など各メディアでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!! 馬渕治好氏略歴 http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html 内容 :「世界経済・市場展望」 (※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 日時 :3月29日(土) 13:30~ 場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡 参加費:5000円 事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。 詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。https://www.kokuchpro.com/event/11068d3e48da8e4c3f787f7e3b9ca3ac/当然私も参加します(^_^)/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━金曜の日経平均は続伸。前日のNYはCPIに続きPPIも伸びが予想や前月よりも下回ったことで安心感が拡がったものの、報復関税を巡る懸念から3指数揃って軟調。売買高は活況。30年債入札は不調も長期金利は4.28%に低下。マグニフィセント7は総じて軟調で、特に時価総額最大のAppleが昨年6月以来の安値水準に。金は最高値を更新。一方WTI原油先物は66ドル後半に反落。それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただSQ値が36483円と下に放れて決まると、その後は買い戻しが優勢に。為替が円安方向に振れ、押し上げ要因になりました。アメリカのつなぎ予算法案が成立する見込みとなったことで、アメリカ株が時間外で上昇。10時以降は一旦上値が重くなったものの、前場は高値圏での引け。後場は37000円回復から一段高。「中国政府が週明けに消費に関するブリーフィングを行う」と伝わり、中国関連株が大幅高。TOPIXが前日高値に迫る場面がありましたが、引けでは売られ、結局後場寄り水準に押し戻されて後場の安値引け。日経平均も押し戻されましたが37000円台はキープしました。売買代金は4.8兆円台で前日よりは拡大したものの、メジャーSQの割には薄め。REIT指数は続伸でした。投資判断は「やや買い」。金曜のNYはミシガン大学消費者信頼感指数が予想を下回り大幅悪化だったものの、週末要因もあって引けにかけて3指数揃って上昇。売買高は活況も、最近の中では低め。長期金利は4.32%に上昇。マグニフィセント7は全て上昇し、SOX指数も3.3%の上昇。WTI原油先物は67ドル前半に上昇。それらを受けた日経平均先物は37270円となっています。ドイツDAXは高値圏で値がシェイクするパターンになっており、これはもし早めに6日の高値を抜けないと、いよいよドイツDAXの強気相場も終わるかもしれません。ちょっと正念場です。ドイツの強さに関しては、今回の選挙を受けた政権交代によってメルケル政権時の緊縮財政を撤廃して財政拡張に向かうと同時にECBの金融緩和も続いていることから、ある種アベノミクス的な評価が入ってきている感じ。しかしインフレに苦しめられた歴史のあるドイツは、インフレ圧力に耐えられるのでしょうか。アメリカ株は200日線割れ。その戦犯になっているNVIDIAに関しては、結局先日の決算以降売りが膨らんでいる形。こちらも決算後プットオプションの買いが増えていたということで、こちらも下がりたい時に下がったというニュアンスが強いです。TSMCの巨額投資話も全く無反応。そういった状況で関税強行策を口にしたトランプ大統領。特に日本に対しては円安牽制も遂に出てきたという形です。ただ私が報道を見る限り、これはあくまで一例を言っただけで、今の日本が円安誘導しているから制裁対象だ・・・と言っているわけではないように思うのですが。しかし日本サイドとしては、今まで全く日本攻撃が出なかったところに「ほらみろ、やはりトランプは日本も標的にしてきたぞ!」という妙に安心した気持ち、つまりこれまで日本に対して言及が無かったことが不気味だったのだけれど、遂に出て来たというねじれた安心感が、この注目度を大きくしただけに思います。つまり私はこの件に関しては過剰反応であると思っています。そしてまた謎の日経平均EPSは下落となり2500円割れ。円高と関税によるダメージを考慮しているということでしょうか。よくわかりませんね。https://nikkei225jp.com/data/per.php一方、TOPIXやその他の日本株に関してはまだ200日線辺りに食らいついていて、今年の中央値よりやや下くらい。この温度差は大きいです。先物で遊ばれる日経平均と全体相場は切り離して見ておく必要があるでしょう。新興市場も「やや買い」。金曜のグロース指数は続伸。前日高値を上回ってしっかりでした。売買代金は1,975億円と活況。引き続きトライアルHD(141A)が買われて押し上げる動きにはなっていますが、全般的にしっかり。高金利環境下にも慣れてきた感じになっています。【注目銘柄】第四北越FG(7327)は大幅高。昼に通期見通しの上方修正を発表して後場から買われましたが、引け後には日経ビジネスが群馬銀行(8334)との経営統合を報じました。新潟と群馬ということで、実現すれば越県でのトップ同士の経営統合となりますから、なかなかインパクトがあります。ちなみに群馬は1行単独になっても不採算の地域として試算されていました。https://www.fsa.go.jp/singi/kinyuchukai/kyousou/20180411/01.pdfジャックス(8584)は下落。後場場中に「筆頭株主の三菱UFJ銀行が追加出資で持ち株比率倍化」と伝わり一旦大きく買われて一時売買停止となったものの、第三者割当増資による比率倍化ということが伝わると再開後は売り気配スタートに。場中リークはこういう罠があるので危険ですね。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。