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今日は昨日の話をトラウマと現在の私に置き換えて考えてみることにしましょう。
(できごと)過去に起こったつらいできごと (そのときの気持ち)悲しい、つらいなど このときのつらい気持ちがトラウマに成長し、トラウマは親である私にそのときのつらい気持ちがわかってほしくて何度もやってきて訴えようとします。 (トラウマの行動)つらい気持ちがわかってほしくて、私のところへ何度もやって来る。 (トラウマの行動に対する私の応答)無視する (私の行動に対するトラウマの応答)もっと激しく訴える トラウマの訴え方はいろんな方法があります。 親である私が一生懸命ある方向へ向かおうとしているのにそれを押し留めようとすることがあります。 たとえば、「言いたいことが言えない」や「やめたいのにやめられない」「やろうと思ってもどうしてもできない」などと感じているとき、トラウマさんは「ねえ、わかってよ。僕のこのつらい気持ちを」と言って、まとわりついてきて、私の自由な動きを抑え込もうとしているのかもしれません。 いやな気分や体の痛みや喉が詰まった感じ、胸が締め付けられているような感じなど身体的な症状になって訴えてくることもあるでしょう。 この女の子は泣き出すという行動でしたが、子どもによっては壁に自分の頭を叩きつけたり、お母さんに噛み付いたりする子もいます。 違う場面で自分より弱い子をいじめる場合もあるでしょう。 もっと大きくなって登校拒否や非行などの行動で「ほんとうはつらいのよ」という気持ちを表現する場合もあるでしょう。 同じようにトラウマもいろんな方法を使って、いろんな場面であたかも私たちを苦しめるように思えてしまいます。 でも、トラウマの目的は私たちを苦しめることではありません。 女の子の目的も泣いて、お母さんを苦しめるのが目的ではなかったように・・・ トラウマがあったからこそ、気づけることがあります。 トラウマの彼方にはほんとうの自分が待っています。 トラウマを味方にする具体的な方法は次回からお伝えいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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