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果たして今週の市況は!

2009年11月22日
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カテゴリ:市況か?


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果たして今週の市況は!
第511号 2009年11月21日

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【国債発行増の混迷が深く、株価・為替が危険ゾーンへ】
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―◆INDEX◆―――――――――――――――――――――――――――

-■ 今日の論点 ■-


--◆税務改革の混沌、国債発行増の混迷、繰り返す金市場の最高値更新
--◆今後の注目点


【今後のポイント】


◇付録


[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――


--◆株価が大きく後退も、戻り鈍く
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 日本政府は、現在の日本景気を「デフレ」と認識、収入不安がある上に販売
価格が安くなる状態であることを認めた。日本銀行も政府の認識とずれは無い
とし、約3年ぶりに日本経済はデフレへと再突入した。


 デフレの状態であるとは、物の価格が下がる状態を指し、物が売れないので
販売価格を下げて消費者に刺激を与える。しかし、昇給が無い(お給料が増え
ない)状況では、支出を抑える行動が出て、安くても節約志向を強くする。そ
のため、さらに特売等の手段で安い商品を提示する。ここまで悪化すると「デ
フレスパイラル」とも呼ばれる。要約すれば、全面的な景気の後退が深く進行
し始めた、と言えるのではないか。


 余談だが、デフレの状態で、しかもスパイラルデフレにまで陥った場合は、
現金を沢山用意できる人は強い。モノが安い、つまり買い手が少ない状態では
企業も弱気になり、買いたい人には売りたい心理が働く。やがてデフレが脱し
たあたりに買ったものをさばく、というやり方が出来る人は強いだろう。


 話がそれたが、鳩山政権は来年度の予算額は、収入より40億円以上多い、
としている。全額を国債でまかなうようだが、国債とは借金証書のこと。過去
最高とも言われる額を借金して、日本経済を持たせようとしているようだ。


 いま政府では「事業の仕分け」と称して、一度決まった予算の引き剥がしに
躍起になっている。


 つまり、一度決まった景気対策を引き剥がすことで、目先のところは景気に
対して良く働かないことは明らか。また、長い目で見ながら行なっている事業
に対してもムダと判断して、予算の引き剥がしに躍起だ。つまり、日本景気の
先行きは次回に決まる予算次第ということになる。


 世界景気に引きずられるように、日本景気も下げ始めている。輸出が好調だ
った、麻生政権の景気対策が有効だった、その間は統計上も日本景気が浮上し
ている様子が伺える。だが、景気対策の息切れ、さらに海外各国の景気低下、
そのうえ予算の引き剥がし。もうこれで日本景気を助長させる支え手は、殆ど
無くなった。あとは倒れ行くままだろう。私はそれほど深刻に考えている。


 伸長する失業率、扶養控除廃止などに伴う増税(前回号参照)、後期高齢者
医療制度の廃止、下落が止まらない株式市場、進む円高、荒れる債券。


 だが日本政府からは緊張感が伝わらない。株価は9500円を割り、円高が
1ドル88円台まで進んだ。内需の進まない日本では、輸出産業に与える影響
は無視できない。ただでさえ海外市況が良くないのに、円高である。


 先行きが見えない日本経済に対して、外国人の買い意欲は殆ど見えず、アメ
リカ株式市場に歩調を合わせて下げても、歩調を合わせて上げてはくれない。
債券市場でも国債の大量発行について乱高下を見せ、売り買いが激しい。債券
市場でさえ混迷を深めてしまい、逃避先として金市場へお金が流れるのも納得
のいくところ。



--◆今後の注目点
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 さて、国内要因ばかりだけ目を向けがちだが、海外要因、特にアメリカ経済
の落胆振りには目を向けざるを得ない。


 民主党政権内にも、日本の平均株価が下落しているのはアメリカの影響だ、
円高なのもそのせいだ、だからここまで株式市場が下げてしまっても、ドルが
安くなっても仕方が無い、と考える人が多いのではないか?来年度予算で景気
を刺激するからそれまで待ってくれ、と悠長に構えていないか?


 確かにアメリカ経済とは無縁だとは言わないが、アメリカ経済の下落のせい
にして、目先の火事を放置していないだろうか。自力で火を消す(景気対策)
努力を先延ばしにしていないだろうか。国内消費(内需)を増やす努力をどう
やっているのか。各省庁は何か指示を受けただろうか。


 株式市場が9000円を割るかどうかは判らない。この状況ではテクニカル
要因(出来高や過去の実績を見ながら予測すること)と言うよりも、心理的な
要因が市場の行く先を決めかねない。


 世界各国がアメリカという大消費国へ物を売ることで潤ってきた流れが変わ
らないとするならば、アメリカ景気の動向に注意を払うべきである。ドルの動
向とユーロの動向が、日本円へどう影響を与えるのか、全く予断を許さない。


 インドや中国など新興国への輸出は、決済通貨として現地通貨を使うことも
あるが、まだドルが主役と言える。円とドルの関係に片寄りがあれば、当然、
輸出が増えたり減ったりして企業も先行きの動向に明暗が出る。



 ここへ来て、アメリカドルも日本円もキャリートレード通貨として再認識さ
れているようだ。両国とも混迷が深く、政策金利が低いままであろうという考
えが多いようだ。つまり政策金利が低いとは借金金利が低いことをさす。


 もう1つのイギリスポンドもほぼゼロ金利政策であり、量的な緩和を続ける
国である。一時は異常政策の終焉についても話に出るほどだったが、さらに緩
和政策を継続させると発表している。お隣ユーロも0.5%と低い金利を維持
し、景気刺激を継続している。


 このままデフレにおちいる国が増えてくる可能性もある。その場合は物価が
さらに安くなる可能性もある。


 以前デフレに陥っていたのは日本だけだったが、今度は世界中を巻き込んで
のデフレになると考えると、混迷深まれり、なかなか物価の上昇圧力は生まれ
てこないだろう。非常に長いスパンで投資を考える必要が出てきたのではない
だろうか。


 株式市場の下落が、為替の円高が、債券市場に波乱が続くようでは、投資で
きないと見てよいだろう。何も一番最悪期に買わなくても良いのである。下落
進行中はどうしても買いたくなるが、転げ落ちる最中に買った場合は、どこま
でも落ちる株価や為替を手放さないで保つことが出来るかどうか、よく考えて
から行動したほうが良いだろう。


 今年の2~3月のように、上昇気配が見えてから買っても良いのではないだ
ろうか。




[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――

■今後のポイント


 自ら公約に掲げた政策を行なうために、仕分けを行なっている民主党。政策
実行のためのお金を稼いでいるためですが、なかなか思うように行かず、大臣
に付いた人でさえ仕分け結果に反対する始末。・・・ですが政権1年目にして
は仕方が無いことかもしれません。


 ですが、日本経済の低迷については、仕方が無いでは通りません。9000
円割れ、8000円割れと続く場合、それに比例して民主党政権も短命になっ
てしまうでしょう。


 かなり批判していた強行採決まで行なった民主党政権。大分旗色が悪くなっ
てきたように見えます。


 景気対策の息切れに備えた政策の手立てが、私には見えてきません。つまり
息切れしたまま景気はどんどん坂を転げてしまうだろう、と見ています。政府
の危機感が見えてこないところに、私は嫌悪感を感じます。


 個人的には今の相場は、様子見です。








最終更新日  2009年11月22日 20時06分32秒
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