漆黒の読書記録

ロンドンFX物語 部外者立ち入り禁止のディーリングルームから （PanRolling　library） [ 柳基善 ]​

世界でいちばんアツいロンドン為替市場。
フットボールプレイヤーの様な
イカツいディーラーたちの戦場である
ディーリングルームの様子を紹介しながら
ディーラー、トレーダー、ヘッジファンド、
そして一般客がどのようなことを
為替市場で行っているかを解説した本です。
投資手法ばかりに
フィーチャーした内容ではなく、
ロンドンディーラーの
職場見学的な教養要素が楽しいですね。

また、ファンダメンタルズは
時にプロが価格を動かしたい方向に
動かした後付けの理由に使われる、
チャートで見るべきは
重要なプライスがどこか、
最も大切なことは需給を読むことであること、
相場予想は中々当たらないのに、
「ロスカットされそう」
という悪い予感はなぜ当たるのかなど、
プロならではの興味深い話が
数多く散りばめられています。

何に投資を行うにしても
避けて通れないのがプロの存在。
そんなプロの仕事ぶりを知っておくことで、
相場で生き残り、
大きな利益を得る可能性を
上げられるかもしれません。


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