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ドえすの株日記 (感謝してます)

ドえすの株日記 (感謝してます)

セカンドステージへ

2007年04月15日
セカンドステージへ
12月から書きはじめてだらだらと。
4月にやっと書き終えた、新手法の模索の顛末記です。



※※初めに※※

 今、自分のトレードを変えていこうと努力しています。
 なぜ変える必要があるのか、どう変えていくのかを書きまとめようと思います。
 まず、いままでのトレードを振り返って見ることにしました。


20万~70万 

 定額回数無制限の手数料体制(現在は廃止)で利益を積み重ねた時代。
 下で指し待つリスクを極力排除したスタイル。
 1~2ティックで利確することでさらにリスクを減らす。
 いわゆるスキャルピングという手法。
 
80万~100万 
 ロットを抑えて分散して指し待つスタイル(手数料無料期間)。
 資金が増えたため以前のスタイルでも複数の銘柄に指し待つことができた。
 いわゆる新興主力が買えるようになった。IPOもトレード開始。


手数料の壁到来。定額制か回数制か迷い、回数制へ(ライブドア・トレチケ)


100万~130万 
 回数制なので一回のロットを大きくするのが効率が良い。
 それでも飛びつかずに下で指し待つのが有効と判断。
 しかしロットの大きさと1ティックの損失の額にちぐはぐなトレードが目立つ。
 指し待つトレードにも限界を感じ始める。


130万~
 およそ30万をオリックス証券に移動。信用取引開始。
 逆指値を使った時間軸の長いトレードを模索。
 100万は回数制のライブドア証券でトレード。
 トレード手法を変えることにチャレンジし始める。



では具体的にどのようなトレードを目指すのかというと、いわゆる普通のトレードです。
誰もが目指す手法。初動に乗り、反転を捕らえ、利を伸ばす手法です。
小額資金を増やすためには徹底したリスク管理が重要でした。
事実、私のトレードは小さくコツコツ増やすタイプのトレードでした。
(もちろん定期的に爆弾を踏んで減らしていたのは周知の事実ですが‥)
爆利タイプの方のブログをみてやりきれない思いになったことも多々あります。
それでも自分を信じてリスクを極力回避してやってきました。

しかし、もしかしたらもっと違うトレードができるのではないか?
と感じ始めました。1年前にはできなかったことが今ならできるのでは?と。

1年半、毎日トレードしてきていろいろなことを覚えました。
連動・指数・銘柄特有の板・貸借・時間帯・材料・MM・IPO・資金の移動‥など
(当然まだまだ未熟で勉強不足なのですが)
ならば今まで覚えてきたことを総動員して頭で考えてトレードするべきでは?!


そう。今までの私のトレードは感覚に頼り切ったトレードだったのです。




※今までのトレードと違う部分※

・利幅を伸ばす

・同値撤退ではなく含み損でも耐える

・1ティックが取れるところではなく、大きく取れるところでINをする

・日足・分足などを読んでINをする

・下で指し待たない。狙ったところまで落ちたり動くと思ったらJC


さて、この方法をとろうと思った場合、まず障害になったのがメンタルの
部分でした。とにかく怖い。下がるのが怖くて利確を急ぎます。
その衝動を理性と信念と理論で押さえ込まねばなりません。
今までは怖いと感じたら即逃げていました。それはある意味正しかったのですが
読んでINした場合は上昇の根拠を優先しなくてはなりません。
このことは私にとっては初めての本格的な挑戦となります。
何度も耐えて損切りという場面に出くわしました。
そんなときは
”初めから100点は取れない。1~2ティックを3~4ティックでも十分”
と、自分に言い聞かせたりしました。
あとはオリックスの口座分は板を見ず、逆指値だけかけて放置したりしてました。
板という短い時間軸ではなく分足や日足の長い時間軸を判断材料にするためです。

そんなことを繰り返しながらあることに気がつきました。
以前は下で指し待つのがリスクが少ないと感じ、JCを禁じ手としていました。
ところが手法を変えていくうちに上昇局面のJCが思った以上にリスクが低い
ことに気がつきました。
とくにいわゆる”初動”では売りを買っても後から買いがついてくるので
いくらでも逃げ場が形成されるのです。
このことには正直驚きました。いまさらのようなことだとは思いますが、
この認識のおかげで勇気を出してJCすることができるようになりました。

しかし、新手法にチャレンジするうちに新たな壁もでてきました。
12月後半から続いたマイナスです。これはリスクをとる手法からくる障害でした。
今までは同値撤退を最低ラインにしてきましたのでマイナスが少ないトレードでした。
ところが読んで入っている以上ある程度のマイナスも耐えなくてはなりません。
そして持ち株が下がるうちに自分の売りが絶好の買いポイントになるのでは
ないかと、底値を探り始めます。ナンピンとして現れてしまったり、損切りが大幅に遅れることになりました。



~~~~~



さて、こんな風に新手法への旅は始まりました。

1月 (´・д・`)  とうとう120万割れ

2月 (´;ω;`)  なんとか回復するけど再度120万割れ

3月 (;´Д`)  意地もプライドも捨てるがスイング失敗で伸び悩む



3月の終わりごろから資産が狂った伸びを見せます。
3月後半の資産138万が、4月の頭にかけて最大瞬間風速176万まで回復します。

結論からいうと

元の手法に戻したら、以前の頃より上手くなっていた


という、予想もしなかった展開になりました。

予測を立ててのJC、ロングホールドがことごとく失敗し、逆指値スイングも壊滅的。
そんな中、とにかく資産を回復させたくて以前のチキン下指し戦法に戻す。
そうするとどういうことかバリバリ復活‥(゚д゚)

手法A→手法B(失敗)→手法Aに戻すもAはA'に変化していた。といったところ。


具体的に何がどう変わったのかはまだ判らないのですが、おそらく別の視点で
行動していた経験がいい形で活かされたのではないかと思います。
正直なところ、新手法に挫折したことは無念なのですが、目的は利益にありなので
しばらく手法A'を大切にしていきたいと思います。


最近改めて注意していこうとしている点は

★IPOの急落に立ち向かわない。
★枚数が多いときは即同値
★ひっぱることにとらわれない
★含み損でのロングホールドはしない
★思い込まない
★中途半端に高いところで下指ししない→打ち抜かれる
★出来高の少ないものには入らない→向いてない
★必ず予習
★新興主力に無理して入らない→難しい
★空売りも無理しない

こんなところでしょうか。


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