31日のNYストラテジー・東京市場のまとめ【GAFA4銘柄でナスダック押し上げも、ダウは3桁安を想定】
企業決算の結果に一喜一憂、6301・コマツの8.5%安にみる、米建機大手キャタピラーの失速リスク31日のNYストラテジー、31日の東京市場まとめhttps://requ.ameba.jp/products/50084 NYの見通し・31日※ ダウ工業株指数は連日の3桁安、資源関連の動向次第。GAFA擁してナスダックのマイナス圏は、基本あり得ない。今晩のNY株式市場は、連日の主要3指数高安まちまちまで週末の取引を終了するだろう。少なくともGAFAを擁するナスダックは確りと上昇するとみており、この指数がマイナス圏で終了すれば、8月相場に暗雲という言葉が似合ってしまうようなものだ。ダウ工業株指数の採用銘柄のうち、4銘柄は決算を発表、米国株の決算イベントはピークを迎える。その中でも資源関連が決算発表を予定しており、この半年で最も荒れたセクターと言っても過言ではない。また、日本の建機大手コマツが8.5%安と少々過剰に反応した感が否めず、もしかすると今晩のキャタピラーの決算結果に警戒感を強めているとみることができる。石油大手シェルが1.4兆円の大幅な赤字を発表し、その連想はエクソンモービルやシェブロンにイメージされやすく、ダウ工業株指数の反発は想定以上に難しい。経済指標のイベントについても、来週のISMの前哨戦というべきシカゴPMIが発表され、結果次第では主要3指数のいずれかはマイナス圏で終了するとみている。それでも、ナスダックはGAFA最強である限り、確りとプラス圏で終了するとみており、まさかのマイナス圏で終了は、追加の経済政策が議会通過しなかったシナリオしかありえない。もし、ナスダックがマイナス圏で終了するなら、翌週の世界各国の株式市場は売り需要の強い週になると考えている。ナスダックのマイナスは、筆者の中でありえないシナリオということだ。31日の米国市場・注目イベント、予定(赤は要注目)ユーロ圏4-6月期GDP統計(18:00)米国6月個人所得/個人支出(21:30)米国6月PCEデフレータ(21:30)米国4-6月期雇用コスト指数(21:30)米国7月シカゴPMI(22:45)米国7月ミシガン大学消費者信頼感指数・改定値(23:00)(注目企業決算・【米国】) Merck&Co Inc、Caterpillar Inc、Exxon Mobil、Chevron先物動向 16時07分現在ダウ工業株指数 +50.00S&P500 +9.50ナスダック100 +109.25WTI 40.20 +0.28 +0.70%ドル円 104.29-30円 225先物 21795円 -435円(シカゴ225先物・夜間取引)16時19分現在株トークマーケットストラテジスト 坂口隆信https://www.kabutalk.com/この投資情報は、投資勧誘を目的としたものではありません。また、文中に使用されている言葉、数字等は万全を期してはおりますが、その正確性に責任は負いかねます。 銘柄選択、投資時期等の最終決定はお客様ご自身でご判断なさるよう、お願いいたします。