佐渡島三郎の株式日記

2012/06/05(火)14:50

電子部品10社の月次受注データと時価総額グラフの相関

電子部品10社の月次受注データと時価総額グラフの相関 2012年6月5日(火) 電子部品業界の時価総額と10社の受注or売り上げの前年同期比のグラフを(期間1996~20121春) 見てみたんですが、受注/売上げの前年同期比のグラフはITバブル時と2010年がものすごく 跳ね上がってる。東京タワーみたいにね。で大手部品会社10社の時価総額合計は ITバブル時は本当にものすごかったね。 受注の前年同期比の勢いより株価の値上がりの角度のほうが すごかったのがわかります。 で問題は2010年受注のグラフは急上昇。10社の時価総額はほんの少し上昇しただけです。 月次の受注はものすごく改善したのに部品各社の株はホンの少ししか上がらなかった。 いったいなんでこんなのことになったのか。 日本のエレキ部品の栄光はその前に終わってしまっていたということでしょう。 WHY?ですね。なんでそうなったの? 日本の部品会社のお客様であった大手電機メーカーがすでに死んでしまっていたから かもしれないですね。そして韓国、台湾、中国などライバル部品会社に注文を 取られてしまったからでしょうね。 基本的にはその構図は今も変わらない。だから村田、日東電工、TDK、京セラなど 株価が上がってもすぐに墜落しちゃうのでしょうね。 大和のエレキ部品アナリストはグラフだけ載せて分析もコメントも何もない。 いきなり、これまでのように個別の月次データの収集で終わっている。 情けない奴ですね。上司をクビにすべきですね。部下の仕事を全く見てないか、 指導ができないのでしょう。 日本のエレキ業界の変貌を示す事件がここにあるということだし、 これを解明することがアナリストの仕事なのに。。 それをやらないで個別企業の月次数字の分析すら、こいつには不可能でしょう。 野村は相変わらず問題外ですけどね。 3年前から個人投資家にいっさい個別企業レポートと産業界のレポートを見せない。 読ませない。投資家をゴミの扱いしてるよね。 その話を大和の野間口ストラテジストに話したら、彼は知らなかった。 「ウソでしょう!」「いやいやマジで本当の話」と説明してあげました。 野村の役員全員、フルチンにして隅田川に放り込むべきでしょうね。 日本の投資環境の健全な環境整備はそこから初めて出発できるのでしょう。 僕はそう思う。

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