佐渡島三郎の株式日記

2013/08/20(火)04:10

米英独の国債利回り、年初来高値を更新

NY株式市場見通し(496)

2013-08-20(火)午前3時半 今夜の一番大事な記事でしょう。メモっておきましょう。 今後60日ぐらいの世界の相場を揺さぶる材料でしょうか。 今、米10年債金利は2.888%。 REIT, 通信株、電力株の売りが続きそうね。 -------------------------------------------------- WSJ-米英独の国債利回り、年初来高値を更新 米国、英国、ドイツの国債利回りは19日、年初来高値を更新した。不確かだった景気回復に弾みがついている最近の兆しを受け、最も安全とされる国債が売られ続けている。  米連邦準備制度理事会(FRB)が次回9月の会合で、月額850億ドルの量的緩和策を縮小し始めるとの見方が強まっていることも背景にある。投資家はFRBの次の行動を見極めようと、21日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録に注目している。  RBCキャピタル・マーケッツの金利ストラテジストらは顧客向け調査リポートで「米国債はアジア市場の寄り付きで下落した。(量的緩和)縮小への懸念が市場に根付いている」と指摘した。  米国の10年債利回りは19日の欧州市場で2.878%に上昇、2011年7月以来の高水準をつけた。ドイツの10年債利回りも1.91%と12年3月以来の高さに達し、英国の10年債利回りも2.74%と2年ぶりの高水準に上昇した。  安全逃避先とされる国債の市場はここ数週間、景気回復の兆候を踏まえ、すでに大きく売り込まれてきた。世界の主要中銀は経済成長が勢いを増すまで過去最低水準の政策金利を維持すると約束しているが、経済指標の改善で利上げ期待が高まっている。また夏季休暇シーズンの薄商いで値動きが荒くなっていることもある。  ただ注目すべきは、同時に株式市場に別のトレンドが出てきている点だ。株式の値動きと金融市場全体の関連性が、見方によっては金融危機以降最も小さくなっている。これは、投資家が株式市場に広く投資するのでなく、個別企業の見通しに基づき選別物色していることを示唆している。  しかしアナリストらによると、経済指標の発表が比較的少ない今週の国債市場では、22日発表のユーロ圏総合景況指数(PMI)や米国の週間失業保険申請件数など、重要な経済指標が悪化に転じない限り、米国債とドイツ国債は一段安になる可能性もある。  RBSの金利ストラテジストらは「市場が弱い内容の経済指標を材料視していないため、国債相場が圧倒的な売り優勢から大幅に反発するには、(ユーロ圏)PMIか米雇用関連の指標が著しく低調となる必要がありそうだ」との見方を示した。 ---------------------- 配信元:ダウ・ジョーンズ 配信日時:08/20 00:58 WSJ-米英独の国債利回り、年初来高値を更新  (ウォール・ストリート・ジャーナル)

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