谷津干潟探鳥記(オオソリハシシギ、チュウシャクシギなどを観察)
中潮で昼すぎが干潮でしたのでそにあわせて現地に到着し、遊歩道を探索しました。到着直後は、アオサギの婚姻色個体と成鳥個体、ダイサギの婚姻色個体をしばらく観察。婚姻色個体は、1から2週間程度の期間と短いのでいつでも出会えるわけではないので貴重な出会いです。このほか、ススガモ3羽、ハシビロガモ6羽の姿も見つけました。さて、肝心のシギチドリは、干潟中央部にオオソリハシシギ、チュウシャクシギが餌を物色して歩き回る姿を観察しました。オオソリハシシギは肩羽、三列風切、雨覆に黒色の軸斑と白斑が認められたので幼羽と思われ、チュウシャクシギは眉斑がはっきりし側頭線もあり、下面に黒班があることから夏羽と思われました。到着から2時間半程度経過した時、三番瀬方面からハマシギ104羽、メダイチドリ16羽、オオメダイチドリ2羽、ダイゼン13羽が 干潟に降り立ち、ようやく賑やかな状態となりました。ただし、降り立った場所が干潟中央部だったので距離が遠すぎて記録写真はダイゼンのみ。なお、オオメダイチドリは、夏羽(体は水平の姿勢で、胸の朱色が広く、嘴と足はながい)と幼羽(胸がバフ色、体は水平の姿勢)の計2羽でした。このほか、水路をエイが泳ぐ姿も目撃しました。(写真)2025年4月30日撮影