|
テーマ:野鳥好きっ♪(16293)
山路(2015)をはじめとする図鑑類などで「ジョウビタキは越冬地には10月中旬ごろ渡ってきて渡来とともにオスとメスは別々になわばりを構えて生活する」と記されているものかほとんどです。 ところが、村上(2015)が岡山県岡山市犬島で非繁殖期のジョウビタキを観察した結果を報告している中で、「非繁殖期である秋季でも雌雄ともに複数個体の集団で生息しており、囀り行動や縄張り争いが盛んであった。このような光景は本土では報告がなく、島だけで見られる姿の可能性がある」「非繁殖期でのジョウビタキは単独性とされているが、犬島では集団で生息することが確認できた。本州本島側の岡山市街にもジョウビタキは生息しているが、これほど集団で生息している場所の報告はない」と報告しています。他地域では同じような行動が見られているのか、注目されます。 (引用) 山路公紀.2015.ジョウビタキ 生活史 社会システム. Bird Research News Vol.12 No.11.p1-2. 村上良真.2015.岡山市犬島で確認された非繁殖期におけるジョウビタキの 集団囀りと縄張り争い.岡山理科大学.:研究・社会連携機構 自然フィールドワークセンター 研究報告.第19巻.p37-39 (写真) 2023年12月25日柏市内、2017年2月3日柏市内で撮影 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.13 16:32:48
コメント(0) | コメントを書く
[Bird's Cafe(鳥の話題のいろいろ)] カテゴリの最新記事
|