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花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2024.12.16
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12月11日に松戸市千駄堀池でカイツブリ成鳥と若鳥の親子連れを目撃しました。
千駄堀では観察者が近くにいても警戒している様子は見受けられず、慌てて逃げる様子もなく頻繁に潜水も行わずで人に慣れたタイプです。
同様のカイツブリを都内北区浮間公園でも見かけたことがあります。
ところが、木の中に身を潜めていることが多く人の気配を感じると奥に移動していってしまうという人見知りが強いカイツブリが存在します。
カイツブリにどんな学習能力があるのか興味を持ち、文献を調べてみました。
琵琶湖博物館(2017)は、琵琶湖のカイツブリ類について滋賀県民が参加する調査を実施し、その結果を毎年報告しています。報告の中に、カイツブリには「人見知りが強いタイプ」と「わりあい人に慣れたタイプ」の 2 タイプがあると述べています。
人の近くで生息するカイツブリは、人の各種の行為が自分に利害を及ぼすものかどうかを学習している可能性を示唆していて、「 釣り人の竿先から10 mほどのところに近づき、そこで潜って採餌をした。釣り針付近に魚がいることを承知して、意図的に近づいているように見えた」という報告があり、カイツブリが人を利用している様子がわかったこと、「人が居ることでトビ、カラスから守られるので人の 近くで子育てをしている」との報告も寄せられたと記しています。
琵琶湖全体では500羽ほどの個体数しか確認されていないけれど、漁業者や農家の人 釣り人、水辺に住む人 など普段自然に接する機会が多い方たちの目には留まっていて共存しているのが琵琶湖沿岸のカイツブリと人々の特徴と結んでいます。
(引用)
滋賀県立琵琶湖博物館.2017.フィールドレポーターだより.2017年度第1号(通巻49 号)
カイツブリに会いに行こう調査報告.pp21.
(写真)
1枚目:2024年12月11日松戸市千駄堀
2枚目:2023年3月14日我孫子市高野山
3枚目:2023年2月3日我孫子市高野山
4枚目:2023年6月13日都内北区













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最終更新日  2024.12.16 13:31:01
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