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テーマ:野鳥好きっ♪(17023)
カテゴリ:猛禽ツミの暮らす林から
ツミのペアが暮らす林に出かけました。 今日は、いつも雌が止まっている見張り台の枝に雄がとまり周囲を監視。 えっどうして?と思ったらペアが造巣中のポイントに雌の姿があり、座り込むような気配を感じたので木陰から様子をみていたら座り込みました。 巣の大きさはあまり変化がないのと青葉の搬入が見られていませんので、産卵となるかどうかは流動的です。 (雄の下面の色で気がついたこと) ほとんどの図鑑がツミ雄の体下面は赤褐色か橙灰色を帯びると説明していますが、 ベースの褐色の横縞のある羽毛の上に赤褐色の薄い羽毛に覆われていることに気がつきました。 (ツミの造巣場所はカラス類の利用しない空間) 今シーズンを含み、造巣場所に注目してみると、主にハシブトガラスの採食場所や巣の位置、なわばり行動が展開されない場所にツミが造巣している年がほんんどです。 なお、カラス類が独占しているような林では、ツミが営巣した年はありません。 (オナガの存在) これまでのツミが営巣してきた林では、オナガを必ず見かけます。 オナガは、ツミがカラス類から巣を防衛する行動を利用し卵やヒナの捕食を避けている印象があります。しかし、オナガとツミの協力関係が何らの理由で崩壊すると、ツミがオナガを襲撃する行動を複数年で見かけています。 (獲物の鳥たちとの共存関係) これまでの観察で、獲物として捕獲して運搬してきたのは、スズメ、シジュウカラ、ムクドリがメインカワラヒワ、ホオジロ、オナガ、ヒヨドリなどでした。 このうち、ヒナが孵化してからはスズメ、シジュウカラが大半でした。 (写真)2025年5月3日撮影
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最終更新日
2025.05.03 18:02:22
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