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テーマ:野鳥好きっ♪(17372)
山階鳥類研究所(2020)が報告しているように、2000年代にイソヒヨドリが都会のビル街に進出しました。営巣場所は鉄道駅のそば、大規模量販店、マンションを選ぶことが多いと報告されています。 オフィスのある柏市を通っているJR常磐線沿線の金町駅、松戸駅、馬橋駅、新松戸駅、南柏駅、柏駅、我孫子駅、取手駅、近郊の武蔵野線の三郷駅、吉川美南駅、吉川駅近くでその姿を目撃しています。 ところが2025年9月以降に南柏駅近郊の住宅地でその姿を見かけるようになりました。 今年は酷暑が続き、いままで使ってきた営巣場所では高温で使う条件として無理があり移動したか、周囲で餌(*)が捕獲できなくなったのかなどの要因が考えられます。 前記の駅近郊では同様の傾向なのか興味のあるところです。 (*)伊澤・松井(2011)が「ヒナに親が運ぶ餌の種類は、鱗翅目幼虫、ゴキブリ類が多く、甲虫目、コオロギやバッタなどの直翅目、ミミズ類、ムカデ、ヤモリ、アオカナヘビ、カエル、クワやガジュマルの実など」と報告しています。 (引用) 伊澤雅子・松井 晋.2011. イソヒヨドリ Bird Research News Vol.8 No.8.p4-5. 山階鳥類研究所.2020.ビル街に進出した“磯ひよどり.山階鳥研NEWS https://www.yamashina.or.jp/hp/kankobutu/news/news_2020.html#202005 (写真) 2022年4月7日柏市、2018年12月3日浦安市で撮影
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最終更新日
2025.10.10 12:11:32
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