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2025.12.14
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12月10日手賀沼流域でオオハクチョウの小群を観察した旨を報告しました。
23羽のうち幼鳥が5羽、羽を休めていました。
神山(2015)が「幼鳥が多い年は繁殖期の気温が高い年」と題して報告している件を思い出しましたので紹介します。
神山(2015)は、オオハクチョウの生態、研究報告などの知見を整理し報告しています。
報告では、「1983~2009年の青森県における幼鳥と成鳥の個体数と、衛星追跡で分かっている渡りの中継地やロシアの繁殖地の気温と積雪などの気象条件を比ありますが、較したところ、繁殖
地の5月の気温が高い年は、青森県の越冬個体群の幼鳥率が高く、青森県における前年の積雪量が多い年には、幼鳥率が低くなる傾向が見られた」と述べてます。
2025年6月前後は、偏西風の蛇行の影響で桁違いの暑さだったことが知られています。
オオハクチョウの産卵期が5月から6月であり、繁殖に影響を与えたことが予想されます。
(オオハクチョウの識別)
普段は、オオハクチョウの姿を見かけて終わりという方が多いのではないかと思います。
しかし、成鳥か幼鳥かをしっかり観察することでわかってくるオオハクチョウの暮らしぶりが判明してきます。成鳥、幼鳥の写真を掲載し、その特徴を整理してみました。
(1)成鳥(写真一枚目)
純白な体、黄色と黒の嘴が目立ち、嘴の黄色い部分が大きいのが特徴です。
(2)幼鳥(写真2枚目から5枚目)
嘴基部が成鳥に比べて淡い黄白色です。
写真ではわかりにくさがありますが、オオハクチョウでは渡来直後には下くちばし両側口角隅にEポイントと呼ばれるピンク色のラインがあります。
幼鳥の嘴基部は白っぽく、次第に黄色味、ピンク色を帯び目の周りの白さが増します。
5枚目は幼鳥初期の状態で、全身が褐色味が強く、顔の周辺が茶色味が強く見えます。
(3)家族群の写真(写真6枚目)
写真は、宮城県蕪栗沼沿岸で観察した際のもので、成鳥2羽が幼鳥7羽は引き連れて水田で採餌していた様子です。一腹卵数は4から5個と言われていますので、幼鳥すべてがペアの幼鳥かどうかは不明です。
(引用)
神山和夫.2015.オオハクチョウ Bird Research News Vol.12 No.1.p4-5.
(写真)
1枚目、2枚目:2025年12月10日千葉県松戸市、3枚目2013年11月24日印西市、
4枚目2012年10月29日印西市、5枚目2024年11月28日宮城県登米市、
6枚目:2008年1月3日宮城県登米市で撮影
















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最終更新日  2025.12.14 12:39:54
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