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2025.12.17
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鳥友とともに柏市のオフィス近くに小さな谷津田を訪ね、カワセミをはじめとする鳥たちの観察をした後、カワセミの羽毛と鳥の構造色について学習の時間を過ごしました。
学習してみると、羽の枝分かれした部分のある微細構造が光を反射することでカワセミの青色が我々に見えていることがわかりました。
(谷津田の鳥観察記)
今朝もカワセミ成鳥雌は、小さな池の一角にある枝に止まり何度も水中に飛び込み、エビ類を捕食していました。獲物を嘴で横方向にして枝に止まり打ち付けてから丸呑み。
同じ谷津田内にある畑地ではここを縄張りとしているモズ成鳥雌が 昆虫類を捕食後
ひだまりにある枝に約20分以上とまり休んでいました。
このほか、センダンの実を食べに複数のヒヨドリ、柿の実をついばむメジロ11羽の姿を観察しました。
(カワセミの構造色について)
図鑑類では、羽は色素でなく構造色によってコバルトブルーに見えていると解説をしているものがほとんどです。
いくつかの文献を持ち寄り、内容の読み合わせをし、内容の共有をしました。
(1)電子顕微鏡による観察結果
針山(2005)は、カワセミの羽毛を電子顕微鏡で観察した結果を報告しています。
報告によると、青色の羽毛を持つ鳥類では「羽毛中心部に位置する泡状構造が一定の規則性がある」ことで青色が創出されていると報告があることを指摘し、カワセミも同様かを確認するために電子顕微鏡を使って観察したと記されています。
報告では、背部の青く見える部分は、羽毛内部にスポンジ層があり、メラナン顆粒が並んでいることが観察できたことが記されています。
あわせて、空気に触れる最外層には繰り返す構造はなく、カワセミの青い輝きを物理現象として期待することはできない、博物館に長年展示されているカワセミの羽はなかなか退色しない点は化学的な色であれば経年劣化するはずだが、カワセミの羽の色は構造色である可能性が高いとむすんでいます。
(2)羽枝の構造に由来する色を反射
いくつかの文献にカワセミの羽枝はアモルファスダイヤモンド構造(*)に由来する青色構造色を反射することが明らかと報告されていました。
(*)羽の枝分かれした部分の中に見られる非晶質(アモルファス)でありながらダイヤモンドに似た立体的ネットワーク構造を持つ微細構造

(引用)
針山孝彦.2005.カワセミの羽毛の微細構造と色彩.山階鳥学誌第37号.p50-55.
(写真)2025年12月17日撮影





















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最終更新日  2025.12.17 18:00:19
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