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テーマ:野鳥好きっ♪(17909)
3月17日に環境省が公表した「第5次レッドリスト(鳥類及び爬虫類・両生類)」の解説版である第5次レッドデータブックに掲載されている種類について注目される種類について紹介します。アマサギは、今回はじめて掲載された1種です。手賀沼とその周辺地域での明治から令和までの動向などを整理してみました。 (概要) 環境省(2026)は、「全国の水辺に生息する種で主に留鳥だが、北日本では夏鳥。1970年代より継続的に減少しており、湿地の減少や水田の整備などによる生息環境の悪化が原因と考えられる」と報告しています。 近年の状況として「1997-2002年に実施された全国鳥類繁殖分布調査、1993-1997年に実施された東京都鳥類繁殖分布調査がある。いずれも減少が示されている」、「2016-2021年に実施された全国鳥類繁殖分布調査および東京都繁殖分布調査がある。また2008-2022年の減少率を推定したモニタリングサイト1000里地調査でも-9.4%/年の減少が示されている」と記されています。 (手賀沼とその周辺の状況) 我孫子市(2012)は、標本と文献に報告のある鳥類について報告しています。 (1)明治から昭和にかけての記録 明治期ではクイナ類の正確な記録は認められないが、大正期ではクイナ、バン、オオバンの3種の記載があると記しています。ただし、大正期以降の文献以降にはクイナ、バンについて記録が認められず、1965年頃にそれ以前よりも減少傾向にあったとの記述があると述べています。 (2)昭和から平成のかけての記録 手賀沼の鳥(2004)に1973年以降毎年観察されているとの報告があり、あわせて1977年から2002年に行った個体数調査では季節による変動は少ないものの、6月に最も減少すると記されています。 (3)令和においての記録 昭和から平成にかけてと同様に季節による変動は少ないが、2020年頃より繁殖期では手賀沼以外で観察されることが増え、2025年8月には柏市内商業施設近くで幼鳥7羽が誕生しています。 バンは水草の茂る静かな止水域を好むこと、水面に浮かぶ水草、小動物や水にむぐって水底の水草、水田の中の昆虫類を採食することが知られています。 北千葉導水路導入以降手賀沼の水位が上昇し、水草が壊滅したこと水面で小動物が採食できなきなったために手賀沼から周辺地域に移動して繁殖をはじめたのではないかと考えられています。 (引用) 我孫子市.2012.我孫子市自然環境調査 鳥類調査報告書.p83-84. 手賀沼の鳥.2004.手賀沼の鳥Ⅱ.p164.我孫子野鳥を守る会. (写真) 1枚目:成鳥夏羽、2024年4月22日柏市内、2枚目:成鳥冬羽、2023年1月2日柏市内、 3枚目:ヒナ、2025年9月7日柏市内、4枚目:幼羽、2025年9月7日柏市内、 5枚目:幼羽、2024年7月26日柏市内、6枚目:幼羽、2024年9月23日柏市内で撮影 5枚目のような個体はシロハラクイナに似ています。 ただし、脇に白斑があること、下尾筒両脇が白い点がバンの特徴です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.03.31 11:17:18
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