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テーマ:野鳥好きっ♪(17980)
5月半ばをすぎるといよいよ手賀沼沿岸にカッコウ、ホトトギスが飛来する時期です。 鳥友からテレビでカッコウは託卵された卵を排除する映像を見たが、手賀沼の周辺地域に飛来するカッコウ科の鳥が同様なのかというものでした。 (託卵された卵を排除) (1)カッコウ 宿主の卵に非常によく似た擬態を発達させた卵を産む個体がいることが知られています。 一方、宿主の卵に似ていない卵を産んでいる個体がいることも知られています。 内田(2011)は、研究者の研究報告および野外での調査結果を整理し報告しています。 カッコウに関しては、宿主の側でも托卵された卵を自分の卵と見分けて排除する能力を獲得している個体が存在している一方、卵が似ていないにもかかわらず、排除されない例も多いと述べています。 (2)ホトトギス ホトトギスは、ウグイスを託卵相手として利用します。しかし、それではウグイスはホトトギスの卵、雛の世話にかかりきりとなり、自分の子供を残すことができないことになります。 この点について国立科学博物館(2011)が「ウグイスは托卵されてからではなく、托卵される前に対抗手段をもつ(中略)実験でホトトギスの剥製を巣の前に置くと、ウグイスはそれを激しく攻撃しました。無害なキジバトの剥製にはほとんど反応しませんでした」と記し、この結果からホトトギスから巣を守り托卵を妨げる」ことが読み取れることを述べています。 くわえて、「ウグイスは托卵をされるリスクに応じて、巣の防衛行動を調節していました」、「ウグイスは暖かい地方(例えば関東地方低地)では 4月に繁殖を始めますが、夏鳥として渡来するホトトギスが托卵を始めるのは6月になってから」と託卵前から防御手段を持っていることを報告し、ウグイスが「人の目に触れない形で托卵回避を行っていました。しかも、ホトトギスを元々認識できるが、托卵されるリスクが高い時期になると厳戒態勢をとる」と記しています。託卵に抵抗できないかのように見えるがそうではないということがわかります。 (引用) 内田 博.2011.本州におけるウグイスCettia diphone に専門的に托卵するホトトギスCuculus poliocephalus の繁殖生態.日本鳥学会誌.第60巻第1号.p78–87. 国立科学博物館.2011.ホトトギスの托卵に対するウグイスの対抗手段 ‐リスクの変化に対応した防衛行動の調節-.プレースリリース2011年8月31日. (写真) 1枚目:カッコウ、2023年10月17日千葉県、2枚目:ホトトギス、2023年10月13日千葉県
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最終更新日
2026.05.16 18:32:45
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