水元の冬鳥探鳥と江戸川のコミミズク観察記
3日に足を運んで以来、水元公園を訪ね、冬鳥との出会いを楽しみました。アトリ、ヤマガラ濃色化個体、亜種ヤマガラ、嘴の長いアカゲラ(*)、オオアカハラ、キクイタダキ、マガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、ユリカモメを観察。その後、距離が離れましたが江戸川に移動し、コミミズクの姿を探索。昨年姿を見かけたフィールドではタゲリ21羽の群れ、モズが縄張りを巡回する姿、カラスと何度もバトルを展開していたチョウゲンボウ、水路で羽を休めていたセグロカモメを観察しながらコミミズクの登場を待ちました。再会は、14時55分のことでした。北方向から登場し、杭の上に降り立ちました。しかし、カラスがすぐやってきて渡去し、反対側の街の土手沿いに移動していきました。(写真)2024年1月18日撮影(*)アカゲラは、嘴は比較的短いとされますが、水元で観察したアカゲラは、頭長よりも長い個体でした。石田(1988)がキツツキ類の上嘴が急速に成長すること、くちばしの利用の仕方によって個体や個体群内でも嘴の長さが変化することを報告しています。(引用)石田健.1988.Two examples of Upper Bill Abnormality in Woodpeckers,Dendrocopos major and D. kizukiKen Ishida、Abstract Two observations of the woodpecker bill in captivity.山階鳥研報.第20巻.p111-115.