千駄堀の冬鳥探鳥記(ルリビタキが林縁に登場、オオハクチョウも滞在中)
5m前後の北西からの冷たい風が吹き抜ける日中、松戸市千駄堀を訪ねました。昨年11月29日にオオハクチョウ亜成鳥、1月6日に成鳥3羽、幼鳥1羽の姿があり、今朝は成鳥2羽、幼鳥1羽が千駄堀池の岸辺で羽を休めていました。観察したうち、幼鳥の羽衣を見ると6日の観察個体と今朝の個体は頭上から後頭の色あい、嘴基部の色などの特徴がほぼ一致するので同一個体と思われ、滞在しているものと思われました。(オオハクチョウの採食)行動を観察していると、朝一番は観察舎前の水域またはパークセンター対岸の草地で羽をやすめています。その後、10時前後から千駄堀池の水面を移動し、水生植物の茎をついばむ姿を見かけます。オオハクチョウは水のたまった水田を好む傾向がある、漉し採って採食する種は水があった方が採食しやすいと研究者が報告(*)しています。千駄堀池にはそんなオオハクチョウの食性にあっている環境がするのでないかと思います。(今朝観察したルリビタキについて)写真十枚目から十二枚目が今朝観察したルリビタキです。眉斑と腹までの下面が白く、風切最外縁が青色に見え、脇がオレンジ色、尾が青色でした。これらの特徴から雄成鳥個体と思われました。なお、十二枚目と十一枚目の個体は同一個体です。(その他)池の水面には、オカヨシガモ、マガモ、コガモ、カイツブリ、オオバンの姿がありました。オオバンは額板が小さく、虹彩が暗色の幼鳥でした。(*)嶋田哲郎・植田睦之・高橋佑亮・内田 聖・時田賢一・杉野目 斉・三上かつら・矢澤正人.2018.6GPS-TX によって明らかとなった越冬期のオオハクチョウ,カモ類の環境選択.Bird Research Vol. 14, A1-A12.(写真)2026年1月20日撮影