首輪装着のマガンについて
一昨日、宮城県栗原市伊豆沼二工区でブルーのF33の首輪を装着していたマガンを観察しました。ガン・カモ・ハクチョウの国内装着DBを確認すると2022/12/12宮城県登米市迫町で首輪発信器を装着されたマガンと判明しました。(ガン・カモ・ハクチョウの国内装着DB)https://miyajimanuma.wixsite.com/anatidaetoolbox/post/colormarking(首輪の色からロシア共和国チュコトカで装着された個体)確認してみると、首輪の緑・赤(ロシア共和国チュコトカ)、青・黄(サハ共和国ヤクーツカ)と判明しました。チュコトカは、ユーラシア大陸の最北東部にある巨大な半島、サハ共和国ヤクーツカは、極東ロシア北部に位置する南北2000km、東西2100kmで国土のほぼ全域が永久凍土と国とわかりました。(国内最長寿のマガン)少し前ですが、2019/11/25宮城県栗原市上畑岡でF2YZY 緑の首輪装着のマガンを観察しています。こちらは、2004年の首輪が装着されたマガンで、2019年1月に朝日新聞が「宮城県栗原市の伊豆沼周辺で2018年12月、04年に首輪標識をつけたマガンが確認された。放鳥から14年間が経過したことになり、山階鳥類研究所によると、観察報告を受けたマガンの中では国内での最長寿記録になるという」と報じた個体です。2019年11月以降は観察していないのでアップした画像の個体は放鳥から15年が経過した個体となります。観察したものを報告していませんでしたが、関係機関に報告をさせてもらいました。