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酒とにゃんこと角松敏生

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2007年09月08日
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カテゴリ:にゃんこ
わんばんこ。。。

まさかこんなカタチでウチのミケを紹介することになろうとは・・

去る8月27日、17年間家族であった猫のミケが息を引き取りました。

ミケは1990年6月4日、小夏の5人姉弟の長女としてこの世に生を受けました。

本来ならばミケは一番最初に引き取り手が決まっていた子でした。

だけど先方の都合で飼えなくなりウチで飼うことになりました。

他の子達もそれぞれ良い方に巡り会えました。

本当に飼うのだったら違う子を・・とも思いました。

でも結局はその方にミケを渡すのも延ばし延ばしになって・・

私が手放したくたかったのかもしれませんね。ミケはウチの子になる運命だったのかも・・

家猫で育ったためか非常におっとりとした優しい子でした。

親の小夏、最初は子供達を可愛がっていたものの子離れの時がきたのか近づくミケには猫パンチ!

でもそんな猫パンチも目を細めて甘んじて受けるような子でした。

魚も食べますがのんびりしているためいつも小夏に横取りをされ・・

カボチャやさつまいもを好んで食べる子でした。

大きな病気にかかることもなくミケはすくすくと育ちました。

ある時「ミケ」という名前はあまりにもありふれているとJADOESの藤沢秀樹氏に名付け親になってもらうことに・・

さんざん考えて迷う藤沢氏・・「親の名前はこなつというのですが・・・」と助け舟をだすと・・

「こなつの子供ならココナッツはどうでしょう??」

おぉーーー!さすがはJADOESの秀樹藤沢!うまいっ!!

「それいいですね!いただきます」とは言ったものの・・

2年近く「ミケ」と呼んでいた子を「ココナッツ」なんてハイカラな名前で呼べることもなく・・

以来、ずっと「ミケ」と呼んできました。

そんな元気いっぱいに育ってきたミケですが、私がブログを始める前・・

あれは忘れもしない浅野ブッチャーさんが亡くなったあたりから様子がおかしくなり・・

その2日後には口から泡のようなものを出し転げまわって・・

病院に連れて行って診てもらったところ「おそらく脳からくる神経的な発作」がおきていると。

しばらく注射と薬で様子を見ることに。

それでもミケの発作は時を問わず4~5時間おきに起こり・・

我々はミケの体力が消耗しないよう発作が静まるまで抱きしめてあげる事しかできませんでした。

その時点である程度の覚悟はしていました。なんせ高齢ですから・・

しかし次第に発作の回数が減り・・ミケは奇跡的に回復しました。

私はどちらかというと親のこなつとの方と仲が良くて・・

ミケは顔を近づけるとスーッとひいてしまうような子だったので一緒に寝るということはありませんでした。

でもこの病気をしてからミケは私の部屋で眠るようになりました。

「たまには上に来て一緒に寝ようよ」という言葉を理解したのでしょうか??

お風呂上りを待って、「さぁ、行くよ」の声とともに巨体を揺らしながら階段を一段ずつ上がってくるミケ。

そして一緒に布団に入って寝るzz

そんなミケがとても愛おしかった。。

無事に6月4日、17歳の誕生日も迎えホッとしたのも束の間・・

7月は入ったあたりから乾燥したキャットフードを食べなくなりました。

いつもはおかかを混ぜると勢いよく食べたのがフードは食べずおかかを舐めるだけ。

心配してまた病院に・・

どうやら口の中に問題があるらしい・・

ミケは17歳にしては歯も抜けることなくきれいに生えていて。

でもそれがかえってアダになったのか歯石が溜まって食べ辛くなっているとのこと・・

通常猫の場合、歯石の除去は全身麻酔をかけて行うらしい。

しかしミケは17歳の高齢・・

全身麻酔に耐えられるかどうかわからない・・

人間で言えばもう80~90近い年齢。麻酔はせめて15歳くらいまでらしい・・・

その後は薬、注射、やわらかく食べやすいフードで様子を見ることに。

6キロ近くあった体重もどんどん軽くなる一方・・

以前は膝の上に乗られると足がしびれたほどだったがお腹の上に乗ってきたミケは本当に軽くなっていました・・

そしてとうとう自分からはご飯を食べなくなってしまいました。

私達はフードをすり潰してスプーンで食べさせました。

8月は入ってからはそれも難しくなって・・

本当は食べたいだろうに・・食欲はあるだろうに・・

においを嗅いだだけで辛そうに口を開け、手で口元をこするミケの姿は痛々しかった・・

あんなに食いしん坊だったミケが・・

一時期、私も食欲を失った・・

そのうち口から出血も見られるように。

だが世間はちょうどお盆休み・・

病院も休みに入ってしまって。

そういっている間にもミケは弱まるばかり・・

そしてお盆明けを待ってすぐ病院へ・・

体温も低く、脱水症状もひどい。

「このままでは今晩持つかどうかわからなかった・・」と。

我々は選択を迫られました。

病院では打つ薬に限界がある。かといって今のミケの身体で通うことはあまりにかわいそう・・

我々は家で点滴をすることに決めました。一緒にいられるし・・

針を入れたりするところまではみんな病院でやってくれました。

我々は液を注入するだけ・・

果たしてこれがミケにとって良かったのかどうか・・

それは今でもわかりません。

ミケにとっては辛く、苦しかったかもしれません。

延命の治療は我々飼い主のエゴ、ただの自己満足だったのかもしれません。

でもこのままじゃミケは餓死してしまう。

放っておくことなんて出来なかった・・

どんな姿でも生きていて欲しかった。それだけだった・・

ミケは目も開けたままでした。まさに寝たきり状態・・

舌も歯で噛んでしまって、一部分壊死を起こしてるとのこと・・

私は獣医さんがやったように舌を入れようとしました。

しかしそこはド素人、見事に噛まれて血が吹き出し親指がみるみる腫れあがって。

獣医さんからも指示され、外科で手当てと抗生物質を飲むハメに・・

でもミケの辛さに比べたら・・

感覚もマヒしてるミケのどこにあんな力があったのだろう?

それから点滴を続けること数日・・

ある日仕事から帰って「ミケ」と声をかけると「ニャー」と弱々しいながらも返事を・・

私は嬉しさのあまり泣きました。

動かなくなった自慢の長いしっぽも振り、前足を動かし立とうとするしぐさ・・

筋肉も弱って無理なはずなのに・・ミケは生きようと頑張ってる!!

それからも名前を呼ぶと鳴き、寝返りまでうつほどに・・

そして大好きな水を入れた皿を近づけ首を起こしてあげると美味しそうに飲んで・・

我々は奇跡を信じました。可能性は低かったけれど・・

でも・・・

今回ばかりは・・・

奇跡は起こりませんでした・・・

連絡を受けたのは郡山に角松敏生の遠征ライブ旅に行き、翌日観光をしてる最中。

「ビッグアイ」という高層のビルの展望台に昇るエレベーターの中で母から電話が・・

朝からなんとなく様子がおかしかったため会社を休んだという母。

そしてお昼過ぎ弱々しく鳴いたミケを膝に抱くとそのまま息をひきとったとのこと・・

抱くと開いていた口も閉じ、目もつぶり眠るように・・と言った母の声は涙声でした。

電話を切った私はあふれ出る涙をどうする事も出来ず人の目を気にせず泣いた。

ライブ終了後に電話した時は大丈夫そうだったのに・・

散策で回ったお寺でミケの回復を祈ってきたばかりだったのに・・

帰りの新幹線でも涙は止まらず・・同行した友も一緒に泣いてくれた。

そして家に帰りミケと対面。

本当に眠っているようなとても穏やかな表情でした。

一人寂しく逝かなくて良かった。母が機転をきかせてくれたおかげだ。

私は遊びほうけてバチが当たったのだろう。ミケの最期を看取ってあげることはできませんでした。

26日、後ろ髪を引かれる思いで、それでも郡山へ行って・・

「ミケ、頑張るんだよ。行ってくるね」と言ってキスをしたのが最後になってしまいました。

もう少し待っていてくれたら・・そう思うとまた泣けて、目が腫れるまで泣き続けました。

そして約10日間、ミケに繋がっていた点滴の針を取ってあげました。

その晩、私はもう動かなくなったミケとおでこをくっつけあって一緒の布団で寝ました。

ミケとの最後の幸せな時間でした。

翌日、母が土手へ行き野に咲くきれいな花を摘んできました。

ペット霊園の方が引き取りに来て、そのハコにミケとお花を入れました。

最後に「ありがとう」とミケにキスをしました。

まだ悲しみは消えません。

本当にこれで良かったのか??

でも私が通っている病院の先生に相談すると「何をしても悔いは残ったのでは・・」と

そうかもしれませんね・・

だけど17年もの間、私達にたくさんの優しさと笑顔と幸せをくれたミケにありがとうと言いたいです。

ミケ、本当にありがとう!!

ミケはウチの子で幸せだった??私達は幸せだったよ。。

最後に元気な頃のミケを紹介します。


IMG_0358.JPG

ピンボケですが・・産まれて少し経った頃。
こんなに小さかったんですねぇ。。


IMG_0357.JPG

こなつと5匹の姉弟達
ミケ、アブレテます。。


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わずか2年でメタボにゃんこに成長!
人造人間キカイダーの様な・・(古っ!)
半分黒です♪


image040.jpg

あららっ、こんな小さな箱に・・


image060.jpg


image039.jpg


寝てる姿はどんな動物でも可愛いもんですね(親バカ・笑)









追記:ご長寿にゃんこの姿を楽しみにしてくださっていた方もいらしたかと思います。
   紹介できずに申し訳ありませんでした。。
   脳の病気の後、カメラを向けると顔をそむける始末で・・
   きっと具合の悪いところを撮られたくなかったんでしょうね。。
   郡山ライブのレポをアップするのが精一杯で・・・
   コメントくださった方々、返信遅くなりすみませんでした。
   そんなこんなでまだDVDも観てません。
  

   
   ここに遊びに来てくださる方の中にもペットを飼われてる方はいらっしゃいますよね。
   みなさんの大事な家族が健康で長生きされることを願っております。



   最後にミケ、何も出来なくてごめんね。。
   今頃は点滴も取れて元気に走り回ってるかな??
   と言ってもポッチャリ体型の君だったからあまり走ることもなかったけどね・・
   痛みも苦しみもない天国でどうか安らかに・・
   天国には君を可愛がってくれていたチロもいるから寂しくないね。
   もしもう一度また猫に生まれ変わって・・
   嫌じゃなかったら、ウチの子になってね。
   だからさよならは言わないよ。きっといつかまた会えるよね。
   ミケ、17年間たくさんの幸せをありがとう。ありがとう!!




ミケ.jpg












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最終更新日  2007年09月09日 16時55分45秒



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