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年末に、金魚の水槽を洗ってくれるのは良いのですが、金魚が入ったままホースで新しい水を勢い良く入れてくれました。「金魚がグルグルまわっておもしろい。」
何をしでかすやらわかりません。金魚がボロボロになっています。 当然の結果ですが、元気をなくして浮いてくる者ありです。 翌日からやはり浮いてきました。息はゆっくりで、無重力空間のように天地の区別がありません。 金魚のことは良くわかりませんが、おそらくお迎えに来るのが近いのでしょう。 すくい出して始末を考えたのですが、息をしているだけに迷うところです。 えさは食べやすいように、かなり細かくつぶして与えます。 弱ってから面倒を見ているので、元気な時の姿は知りません。 毎日見ていると、エサがほしいときだけはわかるようになりました。瀕死の状態にもかかわらず、こちらの姿がわかると体をおおきく必死になってくねくねと動かします。 生への要求。 力強く食べていきます。水面を、おまえそんなに力があったのかと驚くほど貪欲に突き進んでいきます。釣り針にかかったコイのように水面を波立たせて突き進みます。 全然なんとも無い元気だつた者が底で逆さに沈んでいます。 ただ逆さになって浮いてすっくり呼吸しているだけ。 静かに時が過ぎていきます。 エサをあたえることしかできません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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