テーマ:恥ずかしい買い物(1)
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零細企業のアホ社長は人使いが荒い。と云うよりお願いして助けてもらうことが多い。人が雇えないので何とか切抜ける為に必死になるのであります。
当然、買物も頼みます。今日は電話のかかって来た新車の営業担当です。 「今から行きますけど、なんかあります?」 若い新人さんです。右も左も下もわかりませんので、勉強しようと御用聞きです。 「ハンハーガー1個と80円の牛乳1パック。」 昼食を摂ってないので、とりあえず何かほしい状態でした。 「買ってきましたよ。」 マクド(マクドナルド)の大きな袋と、雑誌やお菓子やパンなどの一杯になった袋を持ってきました。 「そんなに頼んでないぞ。自分の分も買ってきたのか?」 「買いたくなかったんだけど仕方ないでしょう。」 「金は頼んだ分しか払わんぞ。」 よくよく話を聞きます。特別な事情とも思えません。 ”はずかしい” ただ、それだけです。 もう少しくわしく言いますと、ハンバーガー1個だけとか、コンビニで牛乳の小さいパック1個だけ買うと言うのは、格好が悪いとのことです。 「ガソリン1リッター。」 これも格好が悪いらしいのです。 自分自身でいままで思ったことも無い感覚でしたので、びっくりです。 いらないもの、買ったこと無いことは無いですが、買わない主義なので、ガソリン500ccとか、インスタントラーメン1個とかを買うのは、なんとも無いです。消費することに恥ずかしいと思ったことがないもので。ただ、まあ理由は今度の機会にしますが、生理用ナプキンひとつだけ薬局にもらいに行った時は、ちょっとだけ恥ずかしかったです。 消費者がどのように考えているかと云う点で、今日は非常に勉強になりました。販売する側が、買物は恥ずかしいを巧く植え付けれぱ販売につながる。新たな視点の発見でした。 「勉強さしてやったから、今日はおごりでいいな。」 100円しか所持金がありません。さっき支払いをしたばかりだったのを忘れていました。 「こんど、おごるし。」 無理やり納得させて、授業料を受け取ったと自分自身に言い聞かせて、大変すまないと思いながら、その場をなんとか切抜ける零細企業のアホ社長なのでありました。 今日のお礼に、今度はタンポン買いに行かしたろ。無駄遣いしない勉強の為に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年01月09日 01時11分46秒
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