テーマ:ウエルッシュコーギー(1133)
カテゴリ:ワンコ♪
ビッキーは車が苦手でした
いつも車に乗せると、落ち着きなくウロウロ、息ははぁはぁはぁはぁ、ヨダレがタラタラ… 私達は「興奮しすぎ?」と思っていましたが、あるとき車酔いの症状にも当てはまる事に気が付きました 車に乗せる時は、私が運転席、ビッキーが助手席、母がビッキーの後ろでリードを短くして確保という配置でした 母とビッキーの二人暮らしの頃、 ビッキーは「助手席は自分の席」と決めたようです 後ろに座らせておいても、隙を付いて助手席に移動してくるのです (たとえ助手席に人間が座っていても、その上に座ってくるのです…) 助手席から、常に運転手である私を狙ってきます 顔が近い位置にあるのが嬉しいのか、横顔を舐めようとしたり、ハンドルを握る手を舐めたり それを無視し続けると、ハンドルを握る左手にアゴを乗せてくるし…(重い) シフトレバーやサイドブレーキはヨダレでベトベトになるし まあそんな感じで、車が苦手なビッキーですが、一時期『車恐怖症』になったのです そのきっかけは「先輩ワンコのシャール君の死」でした… (高齢&病気で、治療ももう無理で…自宅で母が見取りました…) 先輩ワンコの死が、どうして車恐怖症につながるか? それは…自宅で亡くなったシャール君を火葬の為に動物霊園に連れて行くのに、母がダンボール箱にシャール君を入れて、車に乗せるのを見ていたから… (当時私は別に暮らしていたので、母から聞いた話です) そして、シャール君は二度と家に帰ってこなかったから… ビッキーがシャール君の死を、どう受け止めていたか分かりませんが、 「お母さんがシャール君を箱に入れて、車に乗せて、どこかに連れて行った。そしてシャール君は帰ってこなかった」という事実だけが心に残ってしまったようです 動物霊園から帰ってきた母に対して、ビッキーは「シャール君をどこにやった!」って感じでしばらく怒ってもいたようです そして、ビッキーの心に刻まれたのは恐怖感… 「車に乗せられて、どこかに捨ててこられる」と思ったようで、車恐怖症に… ついでに「箱に入れられて捨てられる」って事で、ダンボール箱も嫌いに… 車恐怖症が治ってからも、最初に書いたように車に弱く、また車で出かける事に不安感は残ったようです 車で少し離れた公園等に遊びに連れて行っても、すぐに車にへばりついて、帰りたがるのです おかげで我が家では、『ワンコと車でお出かけ』という楽しみ方はなかったのです この写真が車内なのに笑顔なのは、公園の帰りにスーパーに立ち寄り、母が買い物・私とビッキーが車内でお留守番の時に、母が戻って来る姿が見えた時の笑顔なのです ビッキー、最後の数回、嫌がっていたのに車で無理に病院に連れて行ってごめんね… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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