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2009.04.03
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こちらの記事があまりに実感できるリアルな話だったので、ものすごく興味深く読んでしまいました。
新社会人の憂鬱 http://anond.hatelabo.jp/20090403013528 コンピューター関係の仕事を想像して入社したら、連日深夜までの肉体労働、しかも現場の足を引っ張っていて、さらに事情がかわって自分は過剰人員っぽい、辞めたいなあ、でもフリーターになるのは迷うなあという中身です。肉体労働している人からは怒られそうな中身ですが、匿名ブログなので、真情がとてもよく出ています。 これにソーシャルブックマークがたくさんついているんだけども、そこにコメントしている人の多くは「現場を知っておいた方がPCの仕事をするうえでも絶対に役に立つし、入って半年くらいは会社の仕事全体の流れを体で覚えた方がいいよ」という忠告をしています。そして「書店員がラクだなんてヌルいことを言うな」と叱っています。 おかざき真里『サプリ』に「そもそも自分のやりたい事があらかじめ社会に職業として用意されているわけないと思いますが？」というセリフがあります。これは心得としてはその通りなんですが、このケースの場合、今の若い人のことを考えて「これは仕事の流れを覚えてもらう企業教育ですよ」というていねいなエクスキューズがあれば、半年は耐えられるんじゃないかと思いますがどうでしょう。 あるいは、組合みたいなのが小さくともあって、「PCやるつもりだったんですけど、どうなるんでしょうコレ」と意思疎通できればずいぶん違うと思います。いや、組合でなくても、上司にそういうコトが言える関係さえあれば。 零細企業にそういうことを求めるのはなかなか難しいかもしれませんが、それをやるだけでも、ずいぶん離職率ってちがうだろうなと思います。 （byゴッド） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
そんな弱気な自分を若干せめつつ、でも誰かに聞いて欲しいと思って書き込んだ人に、さらに落ち込む…職場の人たちと同じ目線を送るようなコメントが多くてげんなりしました。もう少し寄り添ってあげてもいいんではないかと。
誰しも最初はそうだったんじゃないでしょうか。職場や仕事に慣れてしまえばたいしたことじゃないことが、最初はそうは思えない。でもそのうちに、そんな時期があったことさえ忘れてしまう。たぶん大なり小なりみんなそんな時期があるんじゃないでしょうか。 そのときのこと、不安だった気持ちを思い出してコメントしてくれてもいいんではないかと。まだまだ世の中は若者に冷たいですね。 (2009.04.03 20:07:20)
前職のクソ会社に昨年入社したＴ君を思い出しました。
彼は高校出たばかりで非常に内気な青年でした。しかし工場では習うより慣れろ方式でひと月してついていけないと判断したら製造工程から外され雑務に回され失意のうちに入社１ヶ月で退職してしまいました。 このクソ会社は使えないやつは雑務に回し自ら辞めるように仕向けるところがありましてね。 人間は自分のしたことが役にたつという実感にやりがいや生きがいを感じるもの。新人や中途にもこの作業はこうやって会社や社会に貢献できていると説明してくれるだけでもモチベーションは維持できると思うね。 (2009.04.03 21:39:34)
おふたりともコメントありがとうございました。
過剰人員だと資本が判断した労働者を追い込むやり方だとみることもできそうですが、元のエントリーを見る限りは、会社全体が「現場」的で、それがPC作業をめざしていたブログ主には合わなかった、とみるのがやはり自然なような気がします。 あと、「職場の人たちと同じ目線を送るようなコメント」というふうにもこれまた読めそうですが、私は「がんばってやってみろよ」というのはそれなりにあたたかい激励ではないかなと思いました（言い捨てている感じの人もふくめて）。 なんにせよ、４月のこの時期、入社したばかりの人たちがヒイヒイいってそうで、いろいろ心配になります。 (2009.04.05 20:44:33)
福島みずほ演説会の参加者芳名欄に“全宇宙日本貧乏党党首”と書き社民党にまで戦慄のデビューかましてきました(笑)
ジム友達の清掃会社社長とそのことについて対話しました。 経営者の凄みというもの、組織を守るための苦渋というものは理解できましたが、少し都合よくないかい？と思いましたね。 根本的に資本家と労働者は相容れないものだというのは改めて感じたが、働く姿勢のあり方を考えるキッカケにはなった。 今の試用期間というものは技術然りやる気や人間性を見られる実技試験みたいなもの。それこそ本採用に向けて丁稚の気持ちでやるべき。腰が痛いだの泣き言は言えないな、と。 けど現実問題、待遇がずっと丁稚並みという中小零細企業多いのも確かなんだがね (2009.04.06 07:05:54)
＞総裁さん
中小企業や零細企業はいろんな意味でがんばっているところが多いですよね。とくに経営者は働いている人と顔が見える距離だから、雇用も維持しようと何とかがんばるとか、少ない売上のなかでもなんとか給料を出そうとがんばる。 ただ、おっしゃるように、労基法違反や大企業ではありえないような前近代的なやり方をしているトコロが目につくのも事実です。 本当はこういうところにこそ労働組合が必要なんでしょうけど、中小企業での労働組合組織率はヒトケタですから、こういうところでそういう組織をつくっていくのがきっと大事なんでしょうね。（byゴッド） (2009.04.09 09:54:49) |
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