かえるネット福岡

2009/12/16(水)14:59

どうする普天間基地。

普天間基地の問題で、迷走を続けていますが、政府はこの問題を先送りすることに・・・。 アメリカ側は、年内に決着してほしい、ということでしたが、それを許さなかったのは、沖縄県民の力だっのではないでしょうか。 日本共産党の志位委員長は、記者会見で「移設条件なしの返還」=普天間基地の無条件撤去を求めて、アメリカ側と交渉することを強く訴えました。 日本にある米軍基地を撤去させようとすると、日本国内から、「無理だ」とか、「米軍基地があることによって経済が潤っている」とか、「日本を守ってもらっているから、いなくなるのは困る」などの声があがります。 アメリカはアメリカ本土以外にも、いくつかの国で米軍基地を置いていますが、世界を見ると、自国にある米軍基地を撤去させた国が実際にあります。 「フィリピンでは、1991年に9月に、米軍基地協定が終了した後は、基地をおかないという87年憲法に基づいて、米軍基地撤去をアメリカ側に提案しました。アメリカ政府は、激怒してどう喝しましたが、議会の上院が政府のもちだした基地容認の新協定を拒否して、1年半の交渉で、1992年に完全撤去に追い込みました。ニュージーランドやスペインでも米軍基地を撤去させています。最近では、南米のエクアドルでも、政権が後退するなかで、2009年9月に基地を撤去させました」 ということが、「経済」1月号の、笠井亮さんの論文にのっていました。 笠井亮さん(衆議院議員)は、衆議院の予算委員会で、この普天間基地をとりあげて、普天間基地が世界一危険な基地だということを訴え、即時撤去を首相にせまりました。 一刻も早く基地がなくなり、美しい、平和な沖縄に戻るように、私たちもがんばりましょう。

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