これも妄想です。信じないでね。
悪商人「お代官様、本日は折り入ってお願いがございまする。」悪代官「なんだ、くるしゅうないぞ、申してみよ。」悪商人「はい、実はこのところ両の価値がいささか下がりすぎておりまして、 商いをする上で少々不便にございます。 お代官様のお力で何とかしていただけないものかと、、、、。」悪代官「ほうどうして欲しい。 お主のことだ、何か考えがあるのであろう?」悪商人「流石はお代官様、すべてお見通しでいらっしゃいますなw 実はこうなったのもこの世に両が多く出回りすぎて、 なんでも高額で売り買いする相場になってしまっているからにございます。 この相場、下げるにはこの世に出回る両を少なくする必要がございます。」悪代官「ふむ。しかしすでに世に出回っておる両を減らすことなどできるのか?」悪商人「少々大掛かりになりますが、全商人が直接、両を捨てればよろしいのです。」悪代官「なに商人に両を捨てさせるだと!? 両を集めるのが生きがいの商人がそのようなことをするわけがなかろう!」悪商人「はい、そこでお代官様の所有なさっている全商人の登録情報を 私どもにお見せいただけないでしょうか。 彼らに代わって私どもが、彼らの所有する両を捨てまくり、 この世に流通する両を減らしてご覧に入れます。 さすれば両を直接売るお代官様の副業のほうもまた繁盛いたしますよw」悪代官「こら!滅多なことを口にするものでないぞ! どこぞに間者がおるやもしれんからな。」悪商人「ははぁっ!ご無礼いたしました。」悪代官「ふふふっ。しかしお主も悪よのうw 奴等の両以外の財産はすべてお主の懐を潤すのであろう?」悪商人「ははっ、まことに恐れ入りましてございまするw」