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2006.04.29
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カテゴリ:理科好き情報
モビルスーツといえば機動戦士ガンダムを連想する方は多いでしょう。
では、実際にモビルスーツがどのくらい開発されているかを書いてみます。

昨年の愛・地球博に医療・福祉ロボットHALが出品されていました。人間と機械が一体となって腕力・持久力を強化する機械です。
ロボットというと、鉄腕アトムや現実世界ではホンダのアシモなどの自律型ロボットを連想しますが、このロボットスーツは人間の能力を補助して高めてくれるものです。
仕組みは手足の関節にシール状のセンサーを貼り付けて、それがHALのコンピュータにつながっています。
人間も手足の筋肉を動かすとき、微量の電流が流れています。その電流を測定して、装着している人がどのように動こうとしているかを予測して動作支援をする仕組みです。

装着者が行動しようとすることを支援する機能を「随意的制御機構」といい、ロボットが自ら動作することを「自律制御機構」といいますが、HALはどちらの機能も搭載されています。
つまり、装着者が体を動かそうとしなくても(身体に障害がある等で動かすことが出来なくても)人間の適応的運動パターンが生成される機能が搭載されています。
この機能、病気や事故などで手足を失った人にとっては夢のような機械であり、女性など筋力の弱い人でも介護などの力が必要な場合などにもコンピュータによって力を増強されるというものです。

今後の発展で勿論期待できるのは介護サポートや災害レスキューの現場、その他重作業に広く応用が期待できるようになるでしょう。
勿論支援の度合いによって調整も可能です。介護とレスキューの現場では使う力は違いますので。
このスーツのネタを書いていて、映画「エイリアン2」などでシガニーウィーパーがエイリアンと戦った作業スーツを連想しますが、まさにあのような機械です。
これは早く実用化が望まれます。でも戦争などには利用して欲しくないのですが。





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Last updated  2006.04.29 14:01:49
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