2007/04/03(火)22:57
富士山しぞーか空港
先日、富士山静岡空港の建設現場を見学して来た。成田三里塚の団結小屋より投げやりなビジターセンターにて、しばし馬鹿でかい航空母艦の甲板を思わせる現場の槌音に耳を傾ける。
天気は快晴だったが、午後だったせいか、黄砂のせいか、畢竟富士山を見ることは叶わなかった。
さて、この空港に関して、賛成派・反対派と名乗れるのは静岡県民という資格があればこそ。
自分のような県外者の場合、推奨派・懐疑派としておくのが順当だろう。
人生とは、皮肉なものだ。正直なところ、自分は理性に阿る限り、懐疑派の一人である。これから軍民共用となる茨城県の百里基地は国内線専科だが、国際線を誘致するこの空港は余りにも背伸びし過ぎた観がある。しかしながら、これまでの経緯により、自分の立場はすっかり推奨派に属してしまっている。
この空港が、空港として成功する可能性はきわめて低いけれど、何らかのテーマを付加したアミューズメント施設として展開し、少しでも面目を保つ方策を考えなければならない。
…ああ、頭痛。