平成１８年度・事前検証～３歳Ｇ３・賞金別定戦

いつもとは違い、特定のレースではなく、カテゴリー別のお話を。 平成１８年度・春季番組から、新しい体系での競馬がスタートする訳だが、各人それぞれ、変更箇所に対して様々な仮説を立てて、検証作業をいる事だと思う。あれも、これもと、確認する点が多すぎて、どこから始めたら良いのか？と、困惑されている方もおられるのかも。 私の場合は、まずカテゴリー別に分けて、一つの路線だけに拘って見て行く事にしているが。その中から、《３歳戦》を見ていこうと思うが、新番組での特徴を幾つか挙げるとすれば、 ・別定規定の変更 ・賞金別定戦の施行時期 夏季・７月の［ラジオＮＩＫＫＥＩ賞］の【ハンデ戦化】、中京開催の［ファルコンＳ］の３月への【繰上げ】で、重賞戦に於ける【賞金別定戦】は、クラシック開幕前の３月で、「終了！」という事に。 新番組では、【賞金別定戦】の《１着歴》を巡る、醜い争い？（笑）が、“たった三ヶ月間”に集中させている事がまず一つ。 もう一点は、“別定規定”の変更であるが、その《新・別定規定》に対しての想定は出来ているだろうか？ 《新・別定規定》では、　収得賞金２０００万からどれだけ超えようが、“１Ｋ増まで”とされている。一見、フサイチリシャールやアルーリングボイス的立場の者からすれば、「ラッキー♪」となっているように見えるが…。 もし、本当にそう思っているのであれば、私は (-_-;)　に、なってしまう…。（笑） 《新・別定規定》により、“恩恵を受ける者”が当然、存在してくる事になるが、その一方で、「俺たちは関係ねぇ～よっ！」と、腐ってる？者たちも存在してくるのである。それらの立場の違いを、《新・別定規定》から読む！事が大切ではないだろうか。 現実問題、その表向きでは“恩恵を受ける”事となる、フサイチリシャール的立場の出走は、無いに等しいはず。しかし、主催者は変更しているのだ。 ［シンザン記念］を皮切りに、それに続く各《新・Ｇ３戦》対応の“グループ分け項目”の設定は既に出来ている。 仮説の段階なので、どこまで対応する事が出来るか？現在のところは「？」ではあるけれど。 “恩恵を受ける者”のタイプが『二種類存在する！』を焙り出す４グループ構成に！ 今年はこれでお終い。来年も、がんばりましょう。