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テーマ:新ドラマどれ見ます?(980)
カテゴリ:テレビ番組諸々
前季のドラマ群については計7本という当ブログでも最高の累計本数の記事を書いたもの であります。 通常1~2週間の改変期特別番組を経て新番組へと移行するものでありますが、今季につい てはそのまま切り替わるケースが多く、当ブログもそれに合わせる形でここしばらくドラマ ずくしといった感じです。 私的には多少インターバルがあった方が頭の切り替えができてよいのだが、まぁいいだろう。 特に前季の内容がかなり充実していたと個人的には思っているので、正直今季については あまり期待はしておりません。 …と言うよりも待機期間中の番宣や情報の露出が少ないので判断のしようがないというのが 本当のところですが。 ま、気を取り直して今季のドラマ初回感想を観た順に書いていきたいと思います。 「誰よりもママを愛す」TBS系 日 PM9:00~10:00 →「グッド・ラック」や「オレンジ・デイズ」などのスマッシュヒットがあるかと思えば、 「輪舞曲」や前季の「おいしいプロポーズ」などの駄作があったりと、非常に安定感に 欠ける枠である本作ですが、今季は田村正和が主夫役を演じるという現実感に欠ける設定 のホームコメディドラマといった趣きであります。 この枠での田村正和は年一くらいの周期でやってくるいわば定番の人事なのでありますが、 脇を固めるのが伊藤蘭に、離婚後復帰第一弾?の内田有紀という少々意外なキャスティング であります。 意外だったら何でもいいわけではないですが、少なくとも初回を観るにあたってはうまく 機能しているとは言い難いものであります。 リアリティに乏しい家族が織り成す日常のドラマ。日曜劇場という番組の副題通りの コンセプトといえば言えますが退屈な感じは否めません。 正直初回の時間拡大をする必要すらあったのかと疑問に思うくらいです。 「結婚できない男」フジ系 火 PM10:00~11:00 →私事だがドラマタイトルでもある「結婚できない男」を少なくとも3名は知っている。 状況はまちまちなのだが彼らが自分自身の説明をする時に共通する言葉がある。 それは計らずも劇中で主人公演じる阿部寛のセリフで、 「自分は結婚できないんじゃなくて結婚しないんだ」である。 前季の「ブスの瞳に恋してる」に続く王道でないコンセプトドラマであるが、見事に私の ツボにハマってしまった。 特に主役を演じる阿部寛のシニカルでやや挙動不審的な演技は秀逸であります。 パーティで初対面の女性に『ブレードランナー』と『未来世紀ブラジル』の話題はない だろうw インパクト最強の尻見せと、屈辱の涙の演技は最高でした。 夏川結衣は個人的に好きな女優です。あの微妙な地味さと何となくのエロさがいいのですが、 阿部寛に劣らず、職場→パチンコ→漫喫→ラーメン屋のコンボは寂しすぎますw 国仲涼子の地味さは男に翻弄される軽い女のイメージとはあまりにかけ離れていて少々 違和感がありますがまぁよしとしましょう。劇中で彼氏の顔見せが一切無かったのは今後 の展開の伏線でしょうか? その他高島礼子・高知東生夫婦共演や尾美としのり等、基本的に出演者の平均年齢は高い ですが、その分しっかりとした演技を見せてもらえそうで、シナリオのマニアックさも 女子供無用ってな感じで好みです。 「CAとお呼びっ!」日本テレビ系 水 PM10:00~11:00 →同名の漫画が原作だそうですが、これはちょっとキツイです。 キャビンアテンダントの題材は前季の「アテンションプリーズ」の印象がまだ強く残って いる状態で、リアリティの欠片もないコミカルタッチの描写はすべてにおいて安っぽい 印象を受けます。 それは出演陣も関係していて、上戸彩、相武紗季ら旬の女優で固めた前季に対し、軽く ヤバいというか微妙に終っている観月ありさ主演であることや、とにかく低目で数だけ かき集めました感がアリアリなサトエリ、安田美紗子と東原亜希のサラ金CMコンビ等 すべてにおいてチープ感が漂っています。 西田尚美は好きなのですが、地味でシリアスな役柄こそ彼女の持ち味が発揮できるのに、 使いどころを完璧に間違っているのは勿体無いと思います。 野球中継の影響で開始が遅れたこともありますが、あまりの詰まらなさに途中で寝てしま って最後まで観られませんでした。多分来週は初めから観ないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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