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テーマ:今夜のばんごはん(50589)
カテゴリ:身辺雑記
先日、ニンテンドーDS本体を『しゃべる!DSお料理ナビ』を使って料理に挑戦すると いう名目で購入資金を援助してもらって数日。 同時に買った『NEWスーパーマリオブラザーズ』で遊んでばかりいるのを冷ややかに 眺める嫁の視線が気になりだした頃、本来の目的を果たすべく生まれて初めて料理を作る こととなった。 記念すべき第一回のお品書きは「親子丼」である。 嫁曰く、 「簡単やけどおいしく作ろうと思ったらそれなりに難しい」料理らしい。 でもまぁあまり手を加えなくてもよいので初心者向けだろうということで早速始める。 材料:鶏モモ肉80g、卵2個、三つ葉、だし汁 下ごしらえとしてだし汁が必要とのことだが、無論私には何のことかさっぱりわからない。 取りあえず子供を先に風呂へ入れて欲しいから下ごしらえはしておくとの嫁の提案に甘え、 先に風呂に入る。 鶏肉をソデ切りにする。”ソデ切り”の意味がわからない。 そこは「詳しく!」と音声入力すると、ソデ切りとは何たるか、の解説が出てくる。 そう、日常で料理をする人間にとっては当たり前である用語は、私のような初心者には まったく馴染みのない言葉であり、その意味を探るだけでも随分な手間なのだがさすがに 痒いところに手が届く仕様になっている。これには嫁も感心していた。 で、ソデ切りとは包丁を斜め手前に引く切り方であることが知れる。 これは鶏肉に火が通りやすくし、また量を多く見せる効果もあるとは嫁の弁。 なるほど、奥が深い。 卵を溶く。これはさすがに分かるが、親子丼の場合、混ぜすぎないことがポイント。 白身の部分を残すようにしないと火を通した時にかたくなる。 先に準備してもらっただし汁にみりんと醤油を大匙2杯づつ入れて沸騰させ、煮汁に鶏肉 を入れて色が変わるまで中火で煮込む。 煮立ったら卵を流すのだが、一箇所にかたまらないように全体にまんべんなく流すのが ポイント。卵を流したらかき混ぜたりせずにそのまましばらく煮込み、頃合を見計らって ご飯を盛った丼に乗せれば完成。 で、記念すべき最初の完成品がこちら↓↓↓↓↓ 写真ではわかりずらいが、実際はかなり不細工なできであった。 やや卵がかたくなってしまったことと、丼に移す際に崩れてグチャグチャになってしまった からである。 でも自分でやったという贔屓目もあって、味はまぁそこそこイケたのではないだろうか。 親子丼に限らず、丼モノが難しいのはこの味の加減であり、自分好みの味を見出すには それなりに経験が必要であると嫁は解説する。 初めての親子丼に嫁の採点は明言しなかったが、まぁこんなもんだろう、とのこと。 安易に持ち上げないのが嫁らしいといえば嫁らしい。 しかし実際使ってみて感じたのだが、これを使って料理をするという視点に立っている インターフェイスのつくりは非常に丁寧で、多分普段から料理をしない人間が中心となって 開発に携わったのではないかと推測される。 嫁はレシピを繰るだけでも楽しんでいる様子であったが、期待の食材からレシピを検索する 機能については若干不満気であった。 というのも収録されているレシピの絶対数が少ないということと、白粥等のごく基本的な メニューもカウントされているということに原因があると思われる。 料理初心者向けであることを標榜している以上、基本メニューを外すわけにはいかないのは 理解できる。 嫁の不満は、普段から料理をする人間の意見であろうと思う。 今後、恐らく追加レシピも発売されることと思うが、料理の傾向別に編纂するか、単純に 追加とするかはセンスによるだろう。 次回、嫁が初心者向けメニューとして選んだものは「ハンバーグ」である。 当ブログでは一応シリーズ化していきたいと思っているのでまた次の機会に。 あと「199」レシピw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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