2012/04/19(木)00:35
【NDS】『スターフォックス コマンド』クリアしました
累計の所要時間はわかりかねるのですが、9種類の全ルートをクリアしました。
自分でこんなことを言うのも何なのですが、最近のゲームをここまでやり込むこと自体が
非常に珍しく、加えて携帯機となるともう初めての快挙といっていいぐらいであります。
内容が面白かったことは勿論なのですが、前回の記事でも書いたように、プレイ環境が
多くその要因を占めていたように思います。
繰り返しになりますが、嫁・子供が起きている時間中に据え置き型のゲーム機をプレイ
することが難しい状況で、嫁が私の興味のないTVを観ている最中の過ごし方として、
ニンテンドーDSが思いのほか活躍する結果となりました。
操作系のすべてをタッチペンに統合するという思い切った仕様、私的にはこれがツボに
はまりました。
と言うのも、従来のシリーズでは十字キーではシビアな操作ができず、さりとて64以降
のアナログスティックの操作が苦手な私にとって、同シリーズのプレイハードルが非常に
高いものであったからであります。
タッチペンでの操作について具体的に説明しますと、上部画面、自機の前方に照準となる
カーソルが表示され、タッチ画面でこれを進みたい方向に向けるという感じになります。
ブーストはタッチ画面上半分で2回叩き、ブレーキは逆に下半分という操作が若干やり
づらい点と、ミサイル追撃等で急激な方向の転換をしなければならない時を除き、
ほぼ思い通りの操作ができました。
このあたりは前作の支持者と賛否あろうかと思いますが、微妙な操作が要求される内容
としては充分その性能が発揮できたのではないかと思います。
操作系にストレスを感じさせないというのは結構重要なことで、つまりは自分がプレイ
した内容について納得ができる、という風にも言い換えられるわけです。
要するに失敗は純粋に自身のミスであると言うことですね。
あとステージ数含め、1本のシナリオの適度なボリュームもポイントとして上げられます。
ヘビーゲーマーには物足りないボリュームであろうと思いますが、合間合間にプレイする
私にとっては飽きずにできる丁度よいものでありました。
個々のシナリオのエンディングについては正直首を傾げたくなるような内容のものもあり
ましたが、もとよりストーリー的な部分を重視すべきゲームではない為、大目に見ること
といたしますw
シナリオは別にしても、キャラクター毎に機体にも個性があるのはいいのですが、一部
非常に使いづらい機体があったりもします。
特にシナリオの進行上問題があるわけではないですが、マルチロックオン可能な機体で
ないと、ミサイルの追撃が非常に困難であるというのはやっぱり面倒です。
ステージや敵機も多彩なのですが、仕様上どうしても箱庭的になってしまって手狭な感じ
がするのと、強制スクロールのステージがミサイル追撃と一部ボス戦のみとやや単調に
思えるのはマイナス要素ですね。
それでも個人的には久々に楽しめた作品であり、\1480という購入金額から鑑みた場合、
妥当というか値段分以上の価値があったことは間違いないです。
チュートリアルの親切さは任天堂作品らしく充実していますし、初心者の方でもオススメ
できます。