かぎぶーの競輪日記

うららかな師走の土曜日に似つかわしくなく、ラ・ピスタ新橋ではため息に混じって客の怒号や歓声も聞こえたりでなかなかの盛り上がり。場外のモニターに向かって野次ってみても選手に聞こえるわけでもないのに、気持ちは金網にへばりついての観戦のようで、妙な「気」が交錯して結構な熱気でした。

あたしは、3Rに間に合うように行って、6Rまで観戦しながら買い、あとは前売りを購入して買い物へ。ネットで1Rと2Rを買い、7Rと9Rを見送ったので都合10個レースを購入。1勝8敗1ゴメンナサイの結果で浮き。1勝は6Rで、鈴木誠=石橋からの流しが5枚当たり、1ゴメンナサイは、今節二人しか出てない東京勢が揃って出た8R。このレースは加倉=中川からの流しが本線だったが、応援車券の車単裏表の配当がいい方が5枚当たってしまって…。レースダイジェストを見る限り、大作が失格を取られても仕方ないかというレースだっただけにラッキーの賜物。大作の応援車券は結構買うけど、G1で当たったのは競輪始めたばかりのころの波潟の競輪祭以来じゃないかなぁ(あの決勝は確か本線で当てたと思うけど)。たまには許して。

---[今日の戒め]---
●10R。小嶋-富生-哲男-佐々木則-平原-神山-兵藤-荒井-大塚。赤板過ぎて平原-神山-兵藤が上昇、打鐘を聞いて前に出る。荒井がインコース切り込んで行くが神山-兵藤に締められ結局バックを踏んで4番手。渡部哲男がホームからカマすが神山の抵抗にあって出切れない。小嶋が2角8番手から、下がってくる哲男がいようとお構い無しの大捲りで前団一気に飲み込んで1着。神山は直線で寄れて開いたところを兵藤が中を割って2着。神山3着。
平原の先行に哲男のカマシで展開は向いたとはいえ小嶋のパワーが大爆発。荒井は相変わらずボケだなぁ。その荒井から買ったあたしはもっとボケだけど…。

●11R。金子貴-慎平-市田-佐々龍-武田-手島-後閑-友和-有坂。赤板手前で友和-有坂の上昇に合わせて、1角で市田-佐々龍も上昇。打鐘前武田が動いて先行体勢に、友和は4番手、市田は6番手を締める。引いた金子は、2Cからすかさずカマシを打つと最終ホームで出切り最終先行。最終バックで武田がギアチェンジ。手島も続いてワンツーかと思ったら、友和が強烈な捲り追い込みで大外から一気に飲み込む。2着に武田、3着手島。
金子はいいカマシだったけど、末が無い。友和の一瞬の脚は驚異的だった。市田もいい脚で突っ込んでいるが、位置取りが後過ぎた。

●12R。山崎-慎太郎-登志信-井上-小野-合志-海老根-村本-晴智。赤板前に南関が上昇、九州が続き北日本が4番手のインに引く。打鐘で井上が動いて前を取り九州が前団、南関が中団を形成。山崎のバック捲りが届く前に海老根が2Cから捲り追い込み。小野-合志も4角早めに踏み出すが、海老根が交わして1着。2着に外に出した晴智。3着合志。
小野は番手絶好だったが、大した仕事もせず海老根はともかく合志にまで交わされては…。山崎は鷹揚に構えすぎ。