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カテゴリ:バイクカスタム
2020年3月7日、この記事を全面訂正致しました
理由といたしまして、頂いたコメントを元に再調査した結果、883Rの欠陥ではなく 他の要因でエンジンフルオーバーホールとなった可能性が高くなったためです。 以下に詳細を記します。 ・今まで書いていた883Rエンジンフルオーバーホールが必要となった要因。 1、フロントスプルケットのベアリング損傷(クランクベアリングの損傷。) 2、構造変更のため、エンジンを降ろさないとクランクベアリングの交換が不可能。 3、エンジンを降ろしてのクランクベアリングの交換=エンジンフルOH。 4、約7万キロ走行で壊れるベアリングは欠陥である。 5、その壊れるベアリングをエンジンの奥深くに配置した設計は欠陥である。 といったことが、今までのこの記事での主張でした。 しかし、頂いたコメントにて「そもそもクランクベアリング故障の原因が、不十分なクラッチ修理によって引き起こされた可能性がある。」とのご指摘をいただきました。 詳しくは ・スプリングプレートによりクラッチが故障した場合、クラッチ側にあるクランクシャフトのオイルシールが損傷し、クランクベアリング側に削れたクラッチの破片が混入したオイルが浸潤する。 ・そのままだと、浸潤した金属片を含むオイルにより、クランクベアリングが破損する恐れがあるので、今回のようなクラッチ修理の際には、クランクベアリング側の点検、修理が必要である。 このようにご指摘頂きました。 そして、頂いたご指摘を元に、本日クラッチ修理を依頼したレッドバロン。そして、レッドバロンの修理と比較するためにハーレー正規取引店へお話を伺いに行きました。 その内容を以下に記します。 ハーレー正規取引店 ・スプリングプレートによるクラッチ故障の修理について。 Q 貴社では、上記のクラッチを修理する際に、クランクシャフトのオイルシールの点検及びオイルシールを外した上でのクランクベアリングの点検を行うか。 A クラッチの破損状況にて判断する。かずやん氏の883Rのように、シェルまで破損しクラッチが外せないような状況では間違いなく点検項目に上がる。 Q クランクベアリングを点検後、鉄粉を含めたオイルの浸潤があった場合、どのような修理を行うのか。 A オイルポンプを外し、洗浄を行う。 Q ハーレー正規取引店では上記の修理及び検査を実施することは通常なのか。 A 全部は分からないが、このような状況では上記のような修理方法を取ることが普通である。 ・スプリングプレートについて。 Q スプリングプレートは5〜6万キロで故障するものなのか。また対処方法はどのようにすればよいか。 A 個体による。5〜6万キロで故障するものもあれば、10万キロ以上ノントラブルのものもある。 対処方法として、スプリングプレートが摩耗してくれば、クラッチが切れにくいなどの症状が出てくるので、そうなる前か、症状が出たらすぐに点検を行う。 以上、ハーレー正規取引店での回答はコメントで教えていただいた内容とほぼ同様の内容でした。 では、実際に修理を行ったレッドバロンの回答はどのようなものだったか。以下に記します。 レッドバロン ・スプリングプレートによるクラッチ故障の修理について。 Q 貴社では、上記のクラッチを修理する際に、クランクシャフトのオイルシールの点検及びオイルシールを外した上でのクランクベアリングの点検を行うか。 A オイルシールは破損がないか目視で点検を行うが、クランクベアリングの異音が無い限り、オイルシールを外してのベアリング点検は行わない。 Q なぜクランクベアリングの点検を行わないのか。 A そもそも、スプリングプレートによるクラッチ故障の修理事例がレッドバロン内でほとんどなく、そのような点検が必要なことを知らなかったし、レッドバロン内での情報共有も無かった。 ・スプリングプレートについて。 Q スプリングプレートは5〜6万キロで故障するものなのか。また対処方法はどのようにすればいいか。 A スプリングプレートの故障事例がレッドバロン内ではほとんどなく、耐久性は分からない。 レッドバロンでスポーツスターを購入する客のほとんどは、6万キロ走行する前に乗り換えることが多く、中古車としてもそこまで走行距離が伸びている車両を扱うことが少ない。 それ以前にスプリングプレートの構造はどうみてもリコールものである。 以上になります。 つまり、883R故障の原因は、この不十分なクラッチ修理により引き起こされた可能性が非常に高くなったわけです。 しかし、すでに現車は手元になく、引取業者によって解体されストックパーツにされています。 証拠がない以上、これ以上の追求はできません。 ただ、今回のケースで分かったことが一つ。 餅は餅屋と言うように、ハーレーはハーレーの専門店に診て頂いたほうが確実ということです。 事実、今回の故障もハーレー正規取引店で修理を行えば防げたかもしれません。 そう考えると、とても悔しいですし、レッドバロンを選択した自分にとても腹が立ちます。 今回の私の経験を活かし、同じハーレー乗りの方が同じ目に遭わないようこの記事を訂正させて頂きました。 そして、自分の間違った考えにより、多くの方にご迷惑をおかけしたことを忘れないように、以前の記事も残します。 今後は1方面だけの情報のみではなく、多方面から情報収集を行い、正しい情報を発信して参ります。 ご迷惑をおかけいたしました皆様に、この場を借りて深くお詫び申し上げます。 申し訳ありませんでした。 2020年3月7日 阿蘇キャンプツーリングの帰りにそれは発生しました。 エンジン周囲から異常な高音発生。 回転数ではなく、速度にリンクして変化する音。 この時は、100kmを越えると音が発生していました。 バイクショップで見てもらい、プライマリチェーンだろうとのことで、調整するも音に変化なし。 少し様子を見てみようとのことで、数ヶ月そのまま乗り、ツーリングシーズンに走り回っていると今度は80kmで音が発生するように。 しかし、音が出る以外は全く症状がない。 そのうち、60kmで音が出るようになりました。 これはおかしいとのことで、バイクショップでの精密な検査を実施。 さらに、確実な結果を求めるために、ハーレーの正規取引店へも原因究明を依頼。 その結果、 「フロントスプルケットのベアリング消耗もしくは破損」と結果が出ました。 パーツ代は1万5千円ほど。 原因が判明したところで、修理依頼といきたかったのですが、ここで重大な問題発生。 このベアリングがある場所が、クランクケース側からでしかアクセス不能であり、修理のためにはクランクケースを割らないといけないとこと。 つまり、エンジンフルオーバーホールです。 工賃込みで30万~40万円。 ちなみに数年前のモデルなら、プライマリー側からのアクセスが可能で、工賃を合わせても10万円かからないとのこと。 前回のクラッチ故障で約30万円 エンジンフルオーバーホールで約40万円。 合わせて約70万円。 もう一度言います。 70万円。 車体価格98万円のバイクの修理費が70万円。 事故をしたわけでもない、サーキットをぶん回したわけでもない。 経年劣化による修理がこの価格です。 「ハーレーダビットソンは壊れません」 本当か? オイルはほぼ3000~5000kmごとに交換していたし、車体はガレージ管理。 燃調も最適化して、適時添加剤でカーボンやスラッジ除去を実施。 それでも10万キロ走らないバイク。 これって普通なんでしょうか? 車と比べるべきではないと思うのですが、愛車であるマツダのアクセラセダンは、883R以上に荒い乗り方をしているのにも関わらず、大きなトラブルもなく総走行距離が22万キロ越えています。 やはり外車。 国産が一番と言うことなのでしょうか。 残念でなりません。 もっと長く乗っていたかった883R。 こんな形でお別れとは。 とりあえず、60km以下では異音もなく走行可能。 完全に壊れてしまう前に、次の相棒を選びたいと思います。 次はやはり国産一択となるのか。 高い勉強代をいかに活かすか。 また考えて行こうと思います。 もし、ハーレーを買おうと考えて、ここにたどり着いたあなた。 もちろん個体差があり、全てのハーレーのバイクがこうなるとは限りません。 そして、私の知っているハーレーオーナーは、そのほとんどが3~4万キロで乗り換えています。 つまり不具合が出る前に乗り換えていると言うこと。 あなたも同じ乗り方なら、問題ないのかもしれません。 ただ、ハーレーを10年以上10万キロ以上乗ろうと考えた場合、果たしてハーレーはそこまで走ってくれるのか疑問に感じます。 私の事例を参考に、少し考えてみてはいかがでしょうか。 ちなみに、最新型のスポーツスターにもスプリングプレートは装着されています。 ここを見られたスポーツスター乗りの方は、4~5万キロでのスプリングプレート交換をお勧めします。 リベットがもげてからでは遅いです。 ただ、ベアリングについては、何も対策を申し上げられません。 それがこのバイクの寿命なのでしょう。 最後に一言。 「俺はハーレー乗りをやめるぞ!ジ◯ジ◯ー!!」 ちなみに883Rは2009年式で総走行距離は72000kmでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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