カテゴリ:本
映画観たり、本読んだりボチボチやってはいるんだけど、なかなかUPしてないです。。
てことで、川上弘美「椰子・椰子」 小説とも日記とも絵本とも言えるような不思議な本でした。 これぞ弘美ワールドって感じ。どの時代なのか、どの場所なのか、単なる妄想記?なのか。一人の主婦の淡々とした日記が書かれています。 話は、あっちこっちに飛んだり跳ねたりしますが。 山口マオさんの絵が沢山書かれてあって、それも凄くいい感じ。 全体にのんびーりした空気があって。 でも、ちょっと皮肉ってたり、冷たかったり。優しいだけじゃないのが川上作品の特徴。どこか冷めてて淡々としてる、でも凄く幸せな気分になれる。 こういう作品作りたいんだけどなぁ。。 旅のお供にしたい本ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 23, 2006 10:19:28 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|