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2005年08月29日
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カテゴリ:悪妻雑記
最近何故かブログで悪妻の事を書くとうけるという珍現象がでてきた。

なので(チョット調子に乗って)二人目の子供を産むときの話を書いてみたい。


私の家系も悪妻の家系もどちらかというと女系である。

親戚縁者にもやたらと女性が多い。

という事で子供は当然女の子ができると思っていた。

ところが一人目生まれてきた子供は男の子だった。
    (もちろん、まわりは大喜び、本人たちも喜んだ)

そして二人目の出産計画を練っていた時悪妻が言った。

悪妻「お父さん、一人目はなんで男の子だったんやろう」

私 「そんなん天からの授かりものだから、どっちでもええやん」

悪妻「一人目は男の子だったから二人目は女の子が欲しいわ」

悪妻「両方とも女系なのに男の子生まれたから今度も男の子かなあ」

とまあ、20年も前の事だから正確には覚えていないが、そんな会話があって
ある日会社から帰ってくると悪妻がこう言い出した。

悪妻「お父さん、今日病院に行ってきたわ」

私 「どっか具合悪いんか?」

悪妻「どうしたら女の子生まれるか聞いてきたんよ」

私 「へー、それでなんと言われたんや」

悪妻「男性が酸性で女性がアルカリ性だと男の子が生まれやすい」

私 「なんやそれ?」

悪妻「お父さんは肉とかコーヒーが好きでしょう」

私 「イエス」

悪妻「それで野菜とかあんまり食べないでしょう?」

私 「イエス」

悪妻「それだと体が酸性になって女の子が生まれないんだって」

私 「どういうこっちゃ」

悪妻「それで私はお肉よりは魚好んで食べるから体がアルカリ性に偏っているって」
私 「それで?」

悪妻「つまりお父さんは野菜たくさん食べて私はお肉をたくさん食べて
    体質改善しないと女の子が生まれないんだって」

私 「お前、それって夕飯のおかずのこと言ってるんか?」

悪妻「そうよ、それにお父さんはコーヒーじゃなくてお茶飲むようにしてね」

悪妻「あ、それからお父さん、これは一年間続けないと効果ないんだって」

私 「なっ、なに?一年?」

それからである、夕食を食べるとき悪妻のテーブルの前には肉、私のテーブルの
前には野菜しかでなくなってしまった。(一年もである)

皆さん、この食卓を想像してみて下さい。

肉を食べる悪妻、野菜しか食べさせてもらえない私。

私 「お前、これって本当に病院の先生が言ったんか?」

悪妻「お父さん、悪~い、でも女の子欲しいから協力してね」

こんな状況が一年続いた。

今となっては悪妻が本当に病院に行ったかどうかの真相は闇の中である。

何しろ夫である私は悪妻がどこの病院に行って、どんな先生に話を聞いたか
まったくもって確認していない。

まあ、もともと焦点ボケしている悪妻であるから、そんな話をまともに
受けた私が若かったという事である。

しかしまあ、努力の甲斐(?)あって2年後には待望の女の子が生まれた。

喜ぶ悪妻、でも20才をすぎたこの娘の性格は男の子そのものである。

時々自分でも何で女の子に生まれたのか分からないと言っている。

やはり人間は自然体が一番良い。





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最終更新日  2005年08月29日 22時49分14秒
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