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社会福祉援助技術パート６

久し振りの更新です♪社会援助技術は理論だけではまあ・・・難しいです（汗）社会福祉援助技術の基礎確立期2つの側面1-実践分野2-援助技術実践分野の文化によって、ケースワーク、グループワーク、コミュニティオーガナイゼーションといういわゆる、伝統的な3方法の違いが明らかになる。コミュニティオーガナイゼーションは、1912年にR.ボードウィンが用いる。診断主義利用者の問題の心理的側面１．パーソナリティの発達に焦点を当てた過去の生活史２．面接を中心とした長期的援助３．関係における、援助者の主導性４．調査→診断→治療の過程を重視するGハミルトン『ケースワークの理論と実際』1960年代にFホリスによって、「心理-社会的モデル」として体系化貧困を中心にした生活困難の範囲を超えて、心理的問題や家族関係の問題に向けられるにつれて、利用者が次第に増えてきた機能主義Vロビンソン『ケースワーク心理学の変遷』１．「疾病の心理学」より「成長の心理学」２．「治療」よりも「援助」３．機関の機能の枠に沿った援助４．利用者中心５．開始→中間→終結の時間的展開の重視利用者の主体的な問題解決を援助者がそれぞれの機関の機能を代表して援助するという点を明確にした。

社会福祉援助技術パート４

YMCAと言えばやっぱり西城秀樹（これで漢字良いのかなあ？）と思ってしまう管理人です（笑）慈善組織協会(C.O.S.)と言えば資格試験に出てくる定番ですよね（笑）社会福祉援助技術の歴史的展開産業革命後の社会改良運動慈善組織協会(C.O.S.)1867年ロンドンで設立、1877年にアメリカに移入された。１救済申請者の綿密な調査２救済の重複を避けるための登録制度の実施３さまざまな救済機関の連絡調整４「友愛訪問」と呼ばれるボランティアの活用青少年団体の運動YMCA、YWCA、1855年に代表される青少年団体の運動は、その後のグループ活動の源流１社会的困難などに陥っている青少年にキリスト教信仰を深め、クラブ活動やレクレーション活動を通じて精神指導と生活技術の指導を行う。２自発的でインフォーマルな集団における人格的な交わりを基礎とした、社会教育的な余暇活動３健康で人間らしい生活をする権利についての認識を高める活動セツルメント運動1884年:英国;トレンビーホールの大学セツルメントS.バーネットの呼びかけ、C.ブーズのロンドン市民の貧困調査への参加、「煙草会議」労働者の集団討議、移民たちの生活と労働を支える語学教育、母親協同の保育所の運営、など多岐にわたる。1889年:米国;ハルハウスJ.アダムス、移民立ち同氏の生活技術の教え合など、「与える人」と「与えられる人」の壁を取り払う方法を試みている。後のグループワークに残した原則;S.ブライヤー１社会参加と協同２民主的なプロセス３学習と成長４異なった背景を持つ人々の直接的な相互作用５社会環境が人に与える影響の認識限界１民間の活動が経済的に保障されない時代、資金集めが組合の大きな課題、有力な経済支援者や政治団体の意図に左右されやすかった。２レジデントの自治組織から理事会に代表者を出していたが、ボランティアという立場で、発言権が弱く、運営に主体的に参加する度合いも限られていた。３移住みんが大半を占める住民とセツルメント関係者の間で、言葉や習慣の生活文化の違いを理解し合うことは難しく、ともすれば英国文化への適応を強要するようなことがあった。４何らかの同質性を基盤にした相互扶助とは違い、社会経済的背景の違いや、民族の歴史や文化の違いなど、困難な課題に、科学的、専門的な知識と援助技術が必要になることは明白であった。

社会福祉援助技術パート３

今回は援助技術の歴史的展開についての紹介です最初の援助技術はもっぱら慈善事業団体の色が濃いですがまあ・・・そんなもんです（汗）社会福祉援助技術の歴史的展開近代的社会福祉以前相互扶助地縁や血縁といった、同質性を下にした共同体の救済。広くその範囲を超えた社会的対応となり得なかった。慈善・博愛援助者の個人的な宗教的あるいは倫理的動機から出発するため、援助が社会制度として保障されていない。近代的社会福祉への示唆1:社会保障が確立していない以上、家族や親族を中心とした生活全般の問題への対応。共同体は、産業化の過程の中で分散と崩壊の危機にさらされ、従来の相互扶助機能をもはや発揮できない状況になり、それを補填する形で社会制度が発展した。援助関係の相互性及び社会制度の補充的・代替的機能に特徴があり、それはまさに今日言われるインフォーマルなサポート・ネットワークの特徴と、その社会的必要性を示している。2:相互扶助の変化(その後)1960年代以降の相互扶助は単に社会制度を補充・代替する機能に終わらず、当事者の連帯によってニーズの実体を明らかにし、必要な社会制度の開発に向けて共同体の外に働きかけて行く運動として社会活動法(ソーシャル・アクション)の核になる。3:共通性の範囲を超えて社会福祉援助の対象が広がって行った背景に、慈善・博愛思想がる。しかし、「与える人」と「与えられる人」の上下関係が生じたため、今日に至っても「権利としての社会福祉」を生み出す社会福祉の主体形成を困難にしている。

社会福祉援助技術パート２

あんまり社会福祉援助技術は得意ではないかも知れない管理人ですが一番興味がある分野でも有るんですよねえ介護には単純な技能だけではなく介護福祉援助技術が必要なんだと管理人は思いますってなあ訳ですがね援助技術は児童福祉から高齢者福祉まで全年齢の健常者・障害児者に対して通用出来ますただ、それぞれの分野で応用が必要かも知れませんが基本はやっぱりバイスティックの７つの原則なんですが・・・中々覚えるのって難しいですよね因みにこんな感じです個別化　クライエントの抱える困難や問題は、どれだけ似たようなものであっても、人それぞれの問題であり「同じ問題(ケース)は存在しない」とする考え方。この原則においてクライエントのラベリング(いわゆる人格や環境の決めつけ)やカテゴライズ(同様の問題をまとめ分類してしまい、同様の解決手法を執ろうとする事)は厳禁となる。受容　クライエントの考えは、そのクライエントの人生経験や必死の思考から来るものであり、クライエント自身の『個性』であるため「決して頭から否定せず、どうしてそういう考え方になるかを理解する」という考え方。この原則によってワーカーによるクライエントへの直接的命令や行動感情の否定が禁じられる。意図的な感情表出　　クライエントの感情表現の自由を認める考え方。特に抑圧されやすい否定的な感情や独善的な感情などを表出させることでクライエント自身の心の枷を取り払い、逆にクライエント自身が自らを取り巻く外的・内心的状況を俯瞰しやすくする事が目的。またワーカーもクライエントに対しそれが出来るように、自らの感情表現を工夫する必要がある。統制された情緒的関与　ワーカー自身がクライエント自身の感情に呑み込まれないようにする考え方。クライエントを正確にかつ問題無くケース解決に導くため「ワーカー自身がクライエントの心を理解し、自らの感情を統制して接していく事」を要求する考え方。非審判的態度　クライエントの行動や思考に対して「ワーカーは善悪を判じない」とする考え方。あくまでもワーカーは補佐であり、現実にはクライエント自身が自らのケースを解決せねばならないため、その善悪の判断もクライエント自身が行うのが理想とされる。また人間は基本的に当初において自らを否定するものは信用しないため受容の観点からも、これが要求される。利用者の自己決定　あくまでも自らの行動を決定するのはクライエントである、とする考え方。問題に対する解決の主体はクライエントであり、この事によってクライエントの成長と今後起こりうる同様のケースにおけるクライエント一人での解決を目指す。この原則によって、ワーカーによるクライエントへの命令的指示が否定される。秘密保持　クライエントの個人的情報・プライバシーは絶対に他方にもらしてはならない、とする考え方。いわゆる「個人情報保護」の原則。他方に漏れた情報が使われ方によってクライエントに害を成す可能性があるため。社会福祉の概念ハード福祉「人々の社会生活を廻る福祉の達成と維持向上を国家・社会が援助する理念であり、それを具体化した政策・制度のシステムである」ソフト福祉「専門性を伴った人間の援助行為によって可能になり、社会福祉援助技術を伴う援助活動によって、初めて制度が本来的に機能することを意味している。」社会福祉援助活動「社会福祉援助活動とは、利用者固有の生活状況を起点に、より豊かな社会生活の回復と実現を目指し、制度としての社会福祉諸サービスの提供を通じ、利用者による課題解決を可能にする援助活動の展開と、他方では、社会の発展に対応した社会福祉の維持と、その諸条件の改善・向上を目標にした専門的実践活動システムの過程である。」特徴１．利用者独自の視点と専門的な関わり２．生活を視点に統合的生態的に捉える３．非福祉的な状況を解決するだけでなく、創造的な福祉を目指す４．諸サービスを駆使し具体的な問題の処理と解決５．自助を主眼とすること６．ミクロからマクロに至る制度・政策の向上への組織的関与７．実践活動としての過程をシステム的に展開８．科学的展開過程

社会福祉援助技術パート１

社会福祉援助技術は社会福祉士だけの専門技術では有りません福祉援助職に携わる人にとっての共通の専門技術です。介護福祉士や精神保健福祉士にも必要不可欠な学問です利用者との関わりを通してコミュニケーション技術は簡単なようでかなり奥が深いものが有ります社会福祉援助技術はソーシャルワークって横文字にすると大袈裟に思えるかも知れませんが一番身近に考えると人付き合いの術と言っても良く人とどんな風にすれば上手く付き合えるかの方法なんですが内容的はかなり難しい内容も有ります本の内容よりも現場で実際やって行くのが本当の勉強ではないかと管理人は考えますがそれでも基本的な歴史や理論は身に付けておいた方が良いと思います社会福祉士について社会福祉士は「第28条の登録を受け、社会福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術を持って、は身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障があるものの福祉に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業とするものを言う。」介護福祉士「第42条第1項の登録を受け、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術を持って、身体上もしくはは精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障があるものにつき入植、排泄、食事その他の介護を行い、並びにその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする。」ノーマライゼーション1960年代に北欧の発達障害者の福祉の向上との関連で主張される。アドヴァカシーによるソーシャクアクションを意味する。マルチカルチャリズム多様文化主義多様な文化的遺産の理解と共存専門対人援助関係と逆感情転移無意識に福祉専門職が利用者との関係の中で自己の個人的欲求を充足させたりすると、福祉専門職は自由さを失ってしまい、援助関係を維持して行くことができなくなるからである。このように、福祉専門職が利用者との関係の中で無意識的に個人的欲求を充足することを逆感情転移という。ネットワーク化小規模地域を対象にネットワークセンターを作り、その問題なりニーズを複眼的に見ることによって多様な援助活動をする自由面接と客観性と科学性基本的に援助者の自由裁量に任されていることが多い。社会的な枠組みに規定されているものの、その具体的な進め方については面接者に委ねられている。同一の問題に対する援助の過程で全く異なるアプローチと結果を招く恐れがある。構成面接法専門分野や機関若しくは施設の機能や役割によってその内容は異なるものの、それぞれのジャンルにおいて基本的な質問項目をあらかじめ設定し、それにしたがって面接を進めて行くというもの。実践の科学化岡村重夫1-臨床体験を科学的手法に基づいて体系的に蓄積・集積する2-体系的なものから一般的かつ高頻度に見られる所見や法則を抽出3-抽出されたものの妥当性の検討。既存の応用科学との対比・精査4-経験総則を仮説として、現場に応用し、検証、実証する。5-実証されたものが新たな援助技術として創造される。

かれんさん応援企画♪

今回は相互リンクしているはちみつ水。のかれんさんの実習応援企画として色々サイトを探して記事にしていますでも一般に実習している学生にとってもとても有意義なことが書いてあると思うので今の時期実習している学生さんも参考にして見て下さいまきさんの子育てＳＯＳ／児童養護施設／就職・実習について施設の子どもたちとのかかわりかた　児童養護施設で生活している子どもたちって、一体どんな子たちなのでしょうか。両親が離婚していたり、はやくに亡くなっていたり、虐待を受けていたりと、ほとんどの子どもたちが複雑な環境の中で育っています。　しかし、「施設の子だから」とか「虐待を受けた子だから」とみなさんの方が身構えてしまうと、子どもたちとのよい関係は築けません。　施設にやってきた理由や生い立ちにかかわらず、目の前にいる一人の子どもをそのまま受け止め、愛情を持ってかかわりましょう。　どの子もみなさんと同じように、ひとりひとりがかけがえのない存在です。小さな子とのかかわりかたはじめて会ったとき　まずは「おはよう」と元気よくあいさつしましょう。腰を落して、笑顔で握手。子どもたちはすぐに「ぼくも」「わたしも」と抱きついてきます。　実習生同士でかたまっていたり、棒立ちになっていると、子どもたちもかかわりにくくなりますから、思い切って「お姉さん（お兄さん）と一緒に遊ぼうか」と声をかけてみましょう。すぐにうちとけて遊べます (^-^) 遊び方　子どもたちはスキンシップが大好きです。手をつなぐ、からだを優しくなでる、目線を低く合わせるなど、ちょっとしたポイントに気をつけてみましょう。　遊びは年齢にあわせることになりますが、トランプや折り紙などを持っていって、きっかけをつくるという方法もあります。事前に子どもたちが喜びそうな歌や、手品のネタなどを仕入れておくのもいいですね（ただし、高価なものは避けましょう ^o^；）　もし、小学校高学年ぐらいで、すぐに遊びの中に入ってこられない子がいたら、さりげなく「一緒に遊ぼうか」と声をかけてあげましょう。ムリに誘ったりはせず、子どものほうからかかわりを求めてくるのを待ちます。小さな子どもたちと楽しく遊んでいれば、自然と中に入ってきます。気をつけてほしいこと　遊びの中で一番気をつけてほしいのが、安全面のことです。　とくに小さな子は腕を強く引っぱっただけでも、ケガをしてしまうことがあります。危険な遊びをしないことはもちろん、高いところにのぼるなど、子どもたちが危ないことをしているのを見たらすぐに止めましょう。次に会ったとき　２回目に施設へやってきたときは、「今度は受け入れてもらえるかな」と心配になるかもしれません。でも「また来たよ」と子どもたちの中に入っていけば、すぐにうち解けられます。中高生とのかかわりかたはじめて会ったとき　小さな子でも中高生でも、基本は同じです。ムリに仲良くなろうとはせず、「おはよう」と声をかけましょう。返事はなくても、小さな子どもたちと楽しく遊んでいれば、自然と話ができるようになります。　中にはちょっとつっぱった感じの子がいるかもしれませんが、こちらが「怖い」「苦手」と構えてしまうといい関係は築けません。思いきって声をかけてみましょう。　みんなそれぞれにいい面をいっぱい持った子どもたちばかりです。実習やボランティアの期間中に、いいところをたくさん探すつもりでかかわってみましょう。かかわりかた　最初は「おはよう」「お帰り」などのあいさつぐらいでＯＫです。２～３日してお互いに慣れてきたら、思い切ってこちらから話しかけてみましょう (*^o^*)　話題は身近なことで構いません。好きな芸能人や歌手の話、趣味のこと、学校のこと、普段みなさんが友だちと喋っているようなことを話してみましょう。積極的に話しけていれば、だんだんとうち解けられます。　それでも会話にならないときは、子どものほうが求めていないのかもしれません。友だち関係や家族のことで悩んでいる、気持ちが沈んでいるなど、子どもたちにも事情があります。雰囲気を察して、そっとしておくことも大事です。かかわりの難しい子どもとのかかわりかた　虐待によって心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）などを抱えている子、ベタベタと甘えてくる子、攻撃的な子など、児童養護施設にはかかわりの難しい子どももいます。　まずはその子がどのような思いからそんな行動をとっているのかを考えてあげましょう。　乱暴なことをしてきた場合でも、「やめてよ！」「いいかげんにしてよ」と頭ごなしに叱るだけでは、子どもたちには理解できません。　「どうしたの？」と理由を聞いた上で、「お兄さん（お姉さん）は痛かったよ、やめてね」「おもちゃを振りまわすと、まわりの人がケガをしてあぶないからね。もうおしまいにしようね（または、お外でやってね）」　と、乱暴はよくないことを伝えましょう。　かかわりかたが分からないなど、心配なことがあればスタッフの方の助けを借り、アドバイスを求めましょう。障害のある子とのかかわりかた　児童養護施設は障害のある子どものための施設ではありませんが、中には軽い障害のある子も生活しています。　子どもたちの障害や状況に合わせた対応をすることは必要ですが、一番大切なのは愛情をもったかかわりです。障害があってもなくても、みんな同じようにかけがえのない存在だということを心に留めておきましょう。年齢を配慮しましょう　障害があるからといって、小学生の子を幼児さん扱いしたり、「おてて洗おうね」などの赤ちゃん言葉を使うのはやめましょう。　中高生ぐらいの大きな子（とくに男の子）に対して「○○ちゃん」と呼んだりすることも、子どもたちのプライドを傷つけることになりかねません。　他の子どもたちと同じように接してあげましょう。ていねいに話しかけましょう　これは障害がある・なしにかかわらず、どんな子どもに対してもあてはまることですが、その子が理解できそうな言葉を使って、ていねいに話をするように心がけましょう。　赤ちゃん言葉を使う必要はありませんが、その子に分かるように説明してあげることは大切です。

施設実習に参考になる情報かも？

８月～９月は夏の実習時期です介護実習から社会福祉実習などｅｔｃ色々有るとは思いますがそんな方々に多分ピッタリな情報です施設実習とは社会福祉実習の目的とは社会福祉の実践では、知識、技術、価値が必要であり、そのため理論と実践が社会福祉を学ぶ過程で不可欠である。大学等で学んだ理論を施設、関係機関、地域等の実習で実践して、ソーシャルワーカーとしての自らの資質を問いながら総合的に学ぶ役割を持っている。その目的にには、（１）社会福祉学を総体として学ぶ。（２）すぐれた実践力を身につけた社会福祉専門職の養成である。社会福祉実習の選択社会福祉士の実習では４週間の実習を行わなくてはならない。「実習の選択」では、大学による「斡旋」と「自己開拓」の２つがある。また、４週間を１つの施設等で行うのか、あるいは２週間づつ２つの施設等で行うのかという選択をとることができる。私としては「斡旋」よりも「自己開拓」をお勧めしたい。また、４週間を１つの施設等で行うよりも最初の２週間を児童相談所、あとの２週間を児童養護施設等とした方が児童福祉を総体的に学ぶことができるのではないかと考える。もっと児童養護施設自体を学びたいなら、２つの施設に行くこともお勧め。１つの施設を見て児童養護施設はこうだったと決めつけるのもどうかと思う。自己開拓の仕方実習の自己開拓の仕方についてはいろいろ考えられる。ボランティアで行っていた施設で施設長や実習担当者にお願いする方法。都道府県によっては都道府県社会福祉協議会が斡旋窓口となっているところもある。自分の実習計画を作成し、その目的にあった施設を探して自分から探す場合には、大学の実習担当教員に意見を聞きながら施設に訪問して実習計画を見せて直接お願いしてみてはどうだろうか。電話でお願いしても断られるケースは多い。直接、訪問して熱意を感じ取ってもらう方が成功率は高いと思う。通信教育課程の学生の中には施設職員でそれなりの地位を持っている職員も少ない。通信教育と本科と兼任している教授から、そういった通信教育の学生を紹介してもらうことも良い。私も学生仲間として毎年数名受け入れしていた。社会福祉実習の費用について本科生の場合には３年次の授業料に含まれているが、通信教育の場合には別途、実習申し込み時に納付することになる。四週間で６万円程度。この大学で徴収された実習費は実習受け入れ施設対して３万円程度の謝礼が支払われ、残りが施設訪問時の教員に対する日当及び交通費となり、残りは事務収入として大学の収入になる。また、施設側では食事等の徴収が別途なされるところが多い。１日あたり１千円が平均的でと思われる。しかし、全く施設側で徴収しない施設もある。施設実習受け入れ獲得での各大学の競争短大の保育士養成課程では保育実習３が実施され、これまで以上に実習施設の獲得が困難となっている。これら養成校では所在する都道府県社会福祉協議会が設置している児童養護施設協議会に対し、県内養成校のみを受入するように申し合わせをしていることが多くなっている。そのため、同じ県内に在住する者であっても他県の大学に在籍する学生は対象外となってしまうこともある。しかし、結局、その裁量権をもっているのは施設であるわけでお願いすることが全くできないわけではない。実習前のオリエンテーション（施設側）実習前のオリエンテーションには必ず参加した方が良い。施設の担当職員から説明されるが、分からないことは遠慮無く質問して確認することである。そのことが実習に入る前の不安を取り除くことができる唯一の機会であるのだから。また、実習生のために「実習の手引き」が作成されている施設もあるので必ずもらっておくこと。作成していない施設の場合は実習生に対する指導には熱意がないという表れなのか？実習をしている最中に悩んだら施設実習で悩んだり、疑問を持ってしまったら自分だけで悩んだり考えたりしない方が良い。必ず、施設側の実習担当者からスーパーバイズを受けよう。でも、謙虚に！もちろん、このサイトでもアドバイスはできるから心配する必要はない。バビル２世も実習指導者でしたから、ちょっとしたアドバイスはできると思う。施設実習の実際施設実習で参加できる機会が多い順に示すと、施設行事の参加が最も多く、続いてグループ活動の参加、ハウスキーピング等の業務となっている。極めて希に参加できるものとして自立支援計画の作成、事例検討など。ソーシャルワーカーの実習と言っても、必ずしも、事例検討等の参加ができるものではない。それぞれの業務を通じて自分自身でソーシャルワーカーとしての視点を忘れず、考察して行く必要がある。実習施設の選択について自己開拓による実習施設選択の理由として、１位　自分の実習目的に合致している施設であるから。２位　自宅から近い。３位　その施設自体の活動に興味があった。と言う理由が多い。施設実習が終わって悔やまれたこと１位　施設や制度に関する情報収集が足りなかった。２位　実習に行く施設を事前に見学又はボランティアに行くべきだった。あとは、医学一般をよく学習しておくべきだったなどが挙げられている。