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天使の羽をのばしましょう
~また羽ばたくために~ Shopping List
カテゴリ:看護師物語☆
これだけ医学が発達しているのに・・・
とめることができない『がん』という病気・・・。 今、大腸がんのターミナル期にある患者さんが入院しています。 昨年、他の病院で『ガン』と宣告され 人工肛門を作りました しかしガンは、小腸という胃と大腸の間にある長い通り道に へばりついて、腸を圧迫し食べ物の通り道を封鎖 彼は頑張って人工肛門を作ったのに 食事を摂ることができません。 水分であればかろうじて通過できるので、 『スープ 粒が一つも入らないように配慮したスープです。 太い血管から高カロリーの輸液を入れ、栄養を補っていますが その栄養は全て『ガン』に持っていかれてしまい 日に日に彼は痩せていき、ガンがすくすくお腹の中で成長している 最悪の状況です 彼の願いはただ一つ・・・ 『美味しいものを噛みしめて食べたい それだけです。 足の付け根のリンパ節にもガンが飛んでおり、 外側にも膨らみ始め、時々強い痛みを訴えます 『どこまで苦しめるつもりなんだ 『もうやめて 大声で叫びたい 仕事一筋で、真面目だったという彼。 家族を守るために必死に生きてきた彼・・・。 毎年の北海道旅行 『食べることは人間として最低の欲求・・・。 これができなければ生きている意味がない・・・ ベッドサイドにいる私にそっと彼が言った一言。 溢れそうになる涙をこらえるのに必死だった私 『ごめんなさい。何もしてあげられなくて・・・ 彼は『緩和ケア』の治療方針に入りました・・・。 でも・・・ 『何か食べたい この小さな、それでいて彼にとっては難題をなんとか叶えたい 生かされているのではなく「生きていること」を 感じてもらいたい・・・ 今、医師と看護師・本人・そして家族が一つになり、 動き始めました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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