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カテゴリ:子供との毎日のこと
1年ぶりに児童相談所の外来を受診してきました。1年前、診断を受けた際には、発達研究所(自費でなかなかのお値段)を紹介していただいて、両親教室(診断を受けている子の親のみ参加可)の日程表をいただいて、外来は、何かあったらいつでもどうぞ、といわれて。その後、えみりん、保育園でも良くやっていましたし、特に相談したいこともなく、ずっと受診していませんでした。
この春、幼稚園に入園して、困ったことがあったら一度受診しようと思ってたのですが、親から見ているとはらはらするのですが、その割りに特に幼稚園の先生からは何も言われないし、、、どうしようかなあと思っていたのですが、母としてはいくつか気になることが出てきたので受診してみました。 1)お友達とあそんだり、一緒に帰ったりするいろんな場面でお友達とのかかわり方が下手なのがとても気になります。いろいろ言って聞かせても、その場ではうまくいかないことも多いです。そういう時は、後からでも母なりにいろいろあの場面ではこういったらよかったよね、などとアドバイスしたりしています。すると、結構それは劇的に良く効いて、翌日からは取り入れてくれたりするのだけれど、それでいいのか。なんか、私流の人とのかかわり方、感じ方を押し付けているような気もしてしまったり。また、現時点ではあまりに自分中心でゆずれないことが多いので、ずっとこんな風なのかしらと、おもってしまったり。 2)自由保育の幼稚園で、それはそれでいいのだけれど、あまりに団体行動がないので、それは彼女の社会性をのばすためにどうなのかなあ、という疑問。 3)発達研究所のほうも、何回か行ったものの、春からのグループセッションは曜日と時間が合わなくて行っていないのです。うちに来てもらったり、いかせてもらったりして、お友達と遊ぶ中で、いろいろアドバイスしていったりすることで、その代わりにならないかなあと思っているのだが、やっぱりグループセッションに通うべきなのかなあ? このあたりを質問してこようと思って受診しました。幼稚園に合格して、春から通うようになって現在までの状況、幼稚園に障害については今のところお話していないこと、気になっているお友達とのかかわり方などのことをお話して、先生のご意見をお伺いしました。 先生のご意見は:幼稚園には障害を伝えていないんですね、まあ今の様子ならいいんではないですか。表情豊かですね、障害があるなんてなかなかわかってもらえないでしょうね。お友達とのかかわり方はお母さんがやっているように説明して教えてあげたらいいと思いますよ。障害があるから相手の気持ちやとるべき行動がわかりにくいんだから、教えてあげるのは押し付けたりしているということとは違うと思いますよ。また、人とのかかわり方もずっと今のままではないですからね。成長していきますよ。幼稚園は本当に集団行動がほとんどないんですね、もう少しあってもいいような気もしますが、まあスイミングや体操なんかの習い事もされてますし、そちらで身につけることもできるでしょうから、それでいいんじゃあないですか。とても順調ですね~。(思わず、順調なんでしょうか、、、と言ってしまった私でした。しかし結局こう言っていただいて一番ほっとしていたような気がします。)お母さんが毎日のお友達とのかかわりの中で教えてあげていけばグループセッションに必ずしも行かなくてもいいのではないですか。 という感じでした。先生と私がお話している間、えみりんはおもちゃで楽しそうに遊んでいて、おもちゃを見せにきたり、「ママもこっちに来て一緒にあそぼうよ!」ということはありましたが、「今お話中だからね。」というと以前のように、「お話しないで!」と怒ったりすることもなく、また一人であそんでくれていましたし、先生の「幼稚園で一番好きなことは何?」「一番仲良しのお友達はだれ?」という質問にちょっと恥ずかしがりながらも「にわとりのxxちゃん」「Aちゃん」とか、答えていました。 それから、発達研究所の統合感覚訓練の診断で、全体に筋力が低いというような指摘を受けたこともあって体操教室に行き始めたのですが、何だかんだいって、見た感じ、鉄棒以外はそこそこ何でもできそうです。でも鉄棒だけはどうしてもイヤでしないのです。小学校に入るまでになんとか鉄棒も慣れておいて体育で苦手ことを減らしてあげたいなあ、と思っているんですが、、、という話をしたのですが。実は先生も人生今まで一度も逆上がりができたことがないとか。(^^;)自分にできないことがある、と挫折する体験も必要ですから先回りしすぎないほうがいいかもしれませんね。最近の優等生タイプの中学校からの不登校の子には、それまで挫折体験がなく来たタイプの子が多いんですよ。とのお話でした。 確かについついあれもこれも、と親が先回りしすぎるのも良くないのかもしれません。誰にだって不得意なこと、っていうのはあるものだし。心に留めておきたい言葉でした。とはいえ、鉄棒はなんとか頑張ってほしいなあ(はは、、これはぴろの身勝手?^^;) 考えてみるといろいろ成長しているところも多いのだし、さき、さきを考えて心配し過ぎてもいけないのかもしれませんが、今のようなお友達とのかかわりの下手さ、相手に合わせられなくて、譲れない、ということが続くと、人とのかかわりが好きな性格なだけにこれから彼女自身が苦労するだろうなあと思うとやはりついつい心配してしまうのです。でも、先生の、順調ですね、と、また成長していきますよ、のお言葉を信じて。日々、彼女に適切なアドバイスをしてあげられるように頑張っていこうと思う、ぴろなのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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