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怪獣と暮らす日々(セカンドバージョン)

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2004.06.14
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だからなんだというのでしょう?
これは私の思想です。

入学式で、不安や疑問を口にしたPTA会長をくびにしたというこの事件。ちょっと待ってよ!なんなのそれ?


去年度PTA役員をやっていましたが、あらゆる式典で自分の考えは貫きました。まあ、ひとんちの子の卒業式でもめてもなんだから、起立だけはしたけど、歌わない。頭も下げません。
(そういえばウチの大学の卒業式も歌わないヤツも起立しないヤツもいっぱいいたっけ。でもね、校歌は歌うんです、みんな。)


それにはそれなりの理由があるからです。

そして私は息子に私の思想を強制しないけれど
なぜそう考えるようになったのかは説明します。


この文章は翌日追加して書いているのですが
だからといって別に「サヨク」なワケでもない。

いろんな歴史的な背景を考えた上で
自分でそうしているだけ。

神社の前を通るときは目礼するし
先人がのこした美しい言葉を守らなきゃいけないと思う。
この国に生まれたことに誇りを持てないと
世界中できっと日本人の居場所が無くなる、とも思う。

でもなぜ誰かの「五十の賀に寄せられた歌」つまりハッピーバースデイソングを国歌にしなきゃいけないのか。そして歌に罪はなくてもその歌を利用して行われたことの数々をどう説明するのか。むかしむかしって明治の頃だからどちらかといえばついこの間だけど、他国の軍艦と区別するために掲げられていた旭日旗が元になっているデザインの旗を、しかも歴史的にはもう何が何でも繰り返さないぞ、という強い決意の元に再出発したはずの国が国旗にしているのはなぜなのか。だいたいその国歌とか国旗は誰がきめたのか。本来は国民全員で直接投票して決めるべきなんじゃないのか。憲法にも書かれるくらいの重大な問題なんじゃないか。そういうことを考えさせないでむにゃむにゃっと法制化されたことにムカムカしないような人間ばかり育ってしまった戦後教育ってなんだったのか。
辛くても、考えなきゃ。だってそれがひとりひとりが背負うべきこの国の国民としての思想的責任なのではないのか。別にその結果として現在の君が代と日の丸が制定されたんならそれはそれで受け入れるしかないしね。ただ60年前の話とはいえ他国を苦しめたことも自国民を苦しめたことも、再出発なら反省したなら、カタチでもそれを現すべきじゃないのか。(ほんとは60年前に解決するべきだった)その上で、国家に対する敬意と誇りを教育すべきじゃないのか。

と、まあそんな風にのほほんと考えているわけです。
この国を愛しているので。



入学式でアジテーションしたわけでなく、
ただ、不安や疑問を口にしたPTA会長をくびにした

(しかも卑怯にもだまして辞表を書かせた)


学校や教育委員会は思想統制をしているのか?


日の丸や君が代がいけないとかやめようとか
そんなことは言っていなくて
疑問に感じる、と言っただけなのに。

教育の基本はなに?
『責任をもって自由に自分の意見を言える世の中』を
つまり民主主義の世の中を、構成しているひとりひとりを
育てているのが教育じゃないの?


学校とPTA会長の意見が違ったっていいじゃない。
いろんな立場があるんだし、いろんな考え方がある。
それがこの国の『自由』でしょ?

こどもたちは考える。
「いろんなかんがえがあるんだなあ。ぼくのいけんはなんだろう?」と。
そこから学習が始まるんでしょうが。

みんなが同じ考えでないといけないってところが
もう思想統制じゃないか。


猛烈に腹が立っている。


私は教員になりたかった人間です。
私を教えてくれた先生方はみんな、
「考えろ。自分の意見を持て。」
と自由に羽ばたかせてくれた。
(もちろん自分で飛んだら痛い目にも遭いましたがね。)

でもいろいろな事情でならなかった。
今は良かったと思っているくらい。

間違いなく大騒ぎをおこして、
そして結局はなにもできないで辞表をたたきつけそうだもの。
たくさんの全国で教員をやっている友人の、
心情を思うだけで泣けてくる。


と、言うわけで
もともと学校教育なんて信じてないけど
PTAにまで思想統制を強制するなんて。

そうやって前のめりになって
あの道へ進んでいったんじゃなかった?



私は自分の息子も夫も戦争には行かせない。
だれかの夫や息子を殺させない。

もしも私が命を懸けて産んだ息子が
どこかの国の誰かの息子や夫を殺しに行くというならば
私を先に撃ち殺してからにしてほしい。







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最終更新日  2004.06.15 10:17:02
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