怪獣と暮らす日々（セカンドバージョン）

彼は今ワタシの横でペンギンと抱き合って泣いている。

生まれたときから一緒にいるペンギン（のぬいぐるみ）が
壊れそうだったのだ。
（それに長らく気づかなかったのが悲しいらしい）

毎晩一緒に寝てるのに怪獣は気づかず、
今日私が虫干しをして発見したのだ。


もともと薄いキュプラのような生地で、
耐久性は薄いと思っていたのだけど
よくもまあ９年も持ったものだ。
（いままでも相当なおしてきてる）



＜結婚式にも出席するぜ＞



「ぴんぐ～っっっぅうう！ごめんね～ぇえええ」

と叫びながら
ぼろぼろと泣いているので
さっさと寝てほしいワタシは
ココロヨク直してあげることにしたのでした。