怪獣と暮らす日

若が昨日、熱出した。

昼過ぎまでは元気に公園で走り回っとったのに
1時間もしん内に「おうちに帰る～」と言い出したので
あ～、眠たいんかな？と思って昼寝させた。

「おなか痛い」とも言いよったけど
12日の土曜日からうんちが出とらんし、
「起きたらおトイレ座ってみよっか」と言って寝かせた。

寝ているうちにだんだんほっぺが赤くなってきて
こいつはおかしいと思って、熱測ったら38.1度。

びっくらこいた。

夕方になって本人が「カンチョーして」と言い出したので
初カンチョー！

私も自分でやるのは初めてだったので初カンチョー！

そしたら出るわ出るわ。
おならもブゥ～～～～～～～～～
えらい長いのが出て本人も大笑い。

熱さまシート張って寝て、朝には平熱。
しかもすごい元気。

頭突きで私を流血さすくらい元気。

とりあえずやつは病院好きやし、念の為連れて行ってみたら
意外にもインフルエンザA型。

は～、予防注射打ったのに･･･

経済的にも肉体的にも痛かったのに･･･

おそらく軽く済むでしょうということで、タミフルは無し。

抗生剤もいらず「安静にね」と言われて終わりだ。

帰る車の中で
「病院、楽しかったね」
「Sちゃん（園の先生公認の彼女）と会えたらよかったのに」

『Sちゃんが病院にいたら病気って事だよ。
　遊べないんだよ。』

と言ったらば、遊べなくてもいいんだってさ。

会えるだけで幸せなんだってさ。

はいはい。

今日は実家で面倒見てもらうんやけど、
私が出てくる頃には明らかに熱が上がってきた顔をしとった。

今ごろは夢でも見ながら歌なんか歌っとるんじゃないかと思う。

しかしそれが普通の事なんか、
インフルエンザによる異常行動なんかわからずに
おばあちゃんを困惑させとるんじゃないかと思う。