怪獣と暮らす日

うちでは夜寝る前に、ベッドで本を読んでいる。

ここＳ市では7ヶ月検診の時にブックスタートといって
トートバッグに定番絵本3冊を入れた物をプレゼントしてくれる。

そのあたりから絵本を読み出した。

思えば姫がチビのときは、ほぼ読んでない。

寝るときは、ひたすら歌。

保育園じゃ、毎週金曜日に本を1冊ずつ貸してくれるんだけど
それもちらちらっと読んで終わりだったな～

寝る前に1冊ずつ本を選ばせて読むようになったのは
若が自分で選べるようになってから、
姫が保育園に入って半年くらいしてからだ。

図書館にも通うようになったし。


若が選ぶ本は、物語。

図書館では絵本のコーナーへ直行し、
あれこれ考えつつ、とっかえひっかえして決めている5冊の本を選ぶ。

しかし姫は保育園でも物語は借りてきたためしがない。

いつも「星」だの「花」だの図鑑のたぐいばっか。

図書館でも絵本のコーナーへは行かない。

自然・科学のコーナーのみ。

「水辺のいきもの」からシリーズ5冊とか
「宇宙の神秘」からシリーズ5冊とか、いつもそんな風だ。

で、夜、寝ながら読む訳で、本が重くて長くは読めん･･･

おまけに「○○ちょう、本州に生息、体長5センチから8センチ」とか
読んでいる訳で、こっちはつまんね～。

しばらく「そういうのはやめようよ」と言っていたら
まったく本を持ってこなくなってしまい、
「本、読んだげるよ」と言っても
「わたしはいい」と背中を向けるようになってしまった。

ふ～ん、いいのか、と思っていたが
これは本人の嗜好を尊重しない私がいかんのかな、と思い
「なんでもいいんだよ、お話じゃなくてもいいよ」と言ったら
「ほんと？図鑑でもいいの？」と言った時のうれしそうな顔ったら。

ほんと～に図鑑、好きなんだね～


昨晩は、若が「きかんしゃトーマスシリーズ」の絵本を持ってくるところ
姫は「オカヤドカリの飼い方」だ。

勝手に、若は文系、姫は理系と決めている。